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「ブーストモバイルプロ」波乱のR2終了!

2007-09-13 更新
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写真はタジ・バロウ(AUS)を下したワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)

カリフォルニアのトラッセルズで開催されているASPワールドツアー第6戦「ブーストモバイルプロ」は現地時間12日、Round2までを消化しました。

アンディ・アイアンズ(HAW)、タジ・バロウ(AUS)、ジョエル・パーキンソン(AUS)といったレイティング上位陣がこぞってルーザースのRound2行きとなった今大会。1~3フィートと小振りながらも形良いブレイクと晴天の中、ヒート1から早速彼らが登場となりました。

彼ら3名の相手となったのはいずれもワイルドカード枠の3選手。
アンディの相手はベテランのサニー・ガルシア(HAW)。波数の少ないコンディションの中、アンディはきっちりと7点台&6点台後半のミドルスコアを決めてラウンドアップ。レイティング3位の面目を保ちました。

続いて登場したタジ、相手は2008年のASPワールドツアー参戦がほぼ確定しているデーン・レイノルズ(USA)。現在カレントリーダーのミック・ファニング(AUS)を追いかけるレイティング2位に付けているタジは、ワールドタイトル獲得のためには何としてでも負けられないヒートでした。しかしデーンは早々に7.5ptを、そして終盤に8.33ptのハイスコアを決めてタジを圧倒!デーンがラウンドアップとなっています。

「トップの奴らとの対戦には割と自信を感じていたんだ。」とデーン。「苦しい戦いになるだろうとは思ったけど、その方が好きなんだ。オレにはプレッシャーも無いし、彼らには全てのプレッシャーが掛かっている。プレッシャー無しって、良いサーフィンを出来る唯一の方法だよ。その点は有利だったけど、波あってこそだね。今日はただわが道を行ったって感じかな。」と語っています。

また、続くヒート3のパーコとジョディ・スミス(ZAF)との対戦でも波乱が。先月のフランスでのWQS 6STARイベントで優勝し、現在WQSレイティングトップのジョディは、レイティング5位のパーコを下してラウンドアップ!

「前のヒートでデーンがタジを負かしたのを観てたのが良かったよ。デーンはオレのグッドフレンドだからね。」とジョディ。「格下が勝ち進むのを観るのは最高さ。行き着くところまで行きたいね。もし行けるところまで行くぞって思ってなかったら、ここでサーフィンなんてしてなかったしね。」とコメントしました。

また、ダニエル・ウィルス(AUS)、トラヴィス・ロギー(ZAF)の上位陣も敗退となっています。

他、ビード・ダービッジ(AUS)やボビー・マルティネス(USA)、クリス・ワード(USA)、パンチョ・サリバン(HAW)らがRound3へコマを進めています。

ネクストコールは現地時間9月13日の朝7時半。注目のヒートはヒート8のミック・ファニングvsデーン・レイノルズ、ヒート9のケリー・スレーター(USA)vsロブ・マチャド(USA)、ヒート13のアンディ・アイアンズvsジョディ・スミスといった顔合わせ。今後も目が離せません!

http://www.boostmobilepro.com/

photo: ASP Covered Images