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「ブーストモバイルプロ」がスタート!

2007-09-10 更新
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写真は見事ラウンドアップを果たしたワイルドカードのロブ・マチャド(USA)

ASPワールドツアーは南アフリカ「J-BAY」で開催された第5戦から約1ヶ月のインターバルを終え、いよいよ後半戦に突入!第6戦「ブーストモバイルプロ」がカリフォルニアのトラッセルズでスタートし、現地時間の9月9日にRound1を終了しました。

ワイルドカードには、ロブ・マチャド(USA)や、サニー・ガルシア(HAW)のすでにツアーを引退した組と、来年から新しくツアーの一員になる予定のジョディー・スミス(ZAF)、デーン・レイノルズ(USA)の新人組が加わり、このイベントをより一層興味深いものとしています。

まずこの日の注目は、H9のケリー・スレーター、デーン・レイノルズ、コリー・ロペスのUS勢の戦い。
2-3ftのトラッセルズの波は、レフト・ライト共にエアやビッグマニューバーなど、チューブ以外は何でもありのまるでスケートボードパークの様なコンディション。飛んで回っての3人のハイレベルなパフォーマンスが連発し、3位になったコリー・ロペスでも15.00ptという高い基準。このヒートを制したケリーに関しては17.17ptと、Round1のハイレストヒートスコアをメイク。日曜日と重なったこともあって多くの観客が集まっていましたが、このH9の盛り上がりは凄かったようです。

「この先のイベントのことはあまり考えていないよ。今はミック、タジ、アンディよりベターな成績が必要なだけだからね。」とケリー。
現在のケリーはこの3人の下になる4位に甘んじており、ポイント差から考えると今シーズンのタイトル獲得は非常に難しい状況。3年連続のファイナリストになっている得意のこのトラッセルズで良い成績を残して、僅かな可能性に繋げたいところでしょう。

そのケリーに対して約1000ポイントの差をつけて今シーズンのASPワールドツアーを突っ走っているカレントリーダーのミック・ファニング(AUS)は、このイベントでも調子は衰えることなく、Round1のハイエストポイント9.80ptを含めた15.67ptを叩き出し、余裕の1位抜け。パンチョ・サリバン&サニー・ガルシアのハワイアンコンビをRound2のルーザーズ行きへ追い込みました。

「J-BAY」で優勝してミックの後に続いているタジ・バロウ(AUS)は、H7でフレッド・パターチア(HAW)に抑えられ、敗退。次のRound2ではデーン・レイノルズと戦うことになっています。
また、レイティング3位のアンディ・アイアンズ(HAW)も、ロブ・マチャド(USA)、カイ・オットン(AUS)を相手にポイントが延びず、ルーザーズ行き。

なお、アンディを抑えたロブは、「最後に出たコンテストは2月だから、ずいぶん久しぶり。この2ヶ月はあんまりサーフィンもしてないんだ。だから、アンディなんかとサーフィン出来て興奮しているし、気分が良いよ。奴らと戦えるなんて光栄だね。」とコメント。
ロブはツアーを引退してからも、地元カリフォルニアや、別荘があるハワイで開催されるコンテストにスポット参戦していますが、独特のスムーズなライディングで好成績を残すことが多く、この後のヒートにも注目が集まりそうです。

その他、Round3に駒を進めた主な選手は、CJ・ホブグッド(USA)、ジェレミー・フローレス(FRA)、トム・ウィッタカー(AUS)、ベン・ダン(AUS)、ディーン・モリソン(AUS)、アドリアーノ ・デ・ ソウザ(BRA)、テイラー・ノックス(USA)、ブルース・アイアンズ(HAW)。ジョシュ・カー(AUS)など。

ネクストコールは現地時間9月10日の朝7時。Round2のH1、アンディ・アインズ(HAW) VS サニー・ガルシアという面白い組み合わせからのスタートになります。

http://www.boostmobilepro.com/

photo: ASP Covered Images