ビラボンプロ… ボード到着でオン!
2002-05-09 更新
タヒチで行われているWCT第3戦ビラボンプロ チョプー。ボード騒動のお陰で朝からいきなりホールドされていましたが、やっとボードが到着し大会はオン! 現地5/8にラウンド1のヒート10からラウンド2のヒート6まで終了しました。一晩で10-12ftまでサイズアップしたこの日のチョプー。インサイドはかなり危険な状態となっていたようで、イベント開始前にボート1隻が転覆しジェットスキーから撮影していたフォトグラファーが巻き添えになり、開催中も大きめの船一隻が18ftのお化けセットを食らって転覆! そんな中行われたラウンド1で、ボー・エマートンとダミアン・ホブグッドはこの大会初の10ptのパーフェクトを叩きだし、それそれ1位でラウンド3へ勝ち上がりました。そして、ワイルドカードで出場しているヘイマタ・キャロルもジェイク・パターソンと現在レイティング2位のオッキーを破ってラウンド3へ。また、現在レイティングのトップを行くアンディー・アイアンズは、トライアルの勝者ベティア・デビッドとネイザン・ウェブスターと対戦。「安全策をとって、ミッドサイズの波をディープに行く完全なコンペティション・タクティクス」が功を奏し1位でラウンド1を通過しました。ここチョプーでは1997年のWQSイベント優勝と2000年のトライアル優勝の実績があるだけ相性は良さそうです。その他にはコーリー・ロペスやマズ・クィン、ルーク・イーガンが1位通過しました。さて、ラウンド1で2・3位となった選手は負けたら終わりのラウンド2を戦う訳ですが、そのラウンド2のヒート1でベティア・デビッドとオッキーが対戦。ベティアはヒートをリードしたのですが、途中オッキーの8.0ptの1本で逆転されてしまいました。しかし、最後の1本で8.75ptを叩き出して再逆転! ラウンド3へ駒を進めました。トライアルを制して上がってきたベティアは勢いに乗ってます! 同じくトライアルから上がってきたコナン・ヘイズもダニエル・ウィルスを破ってラウンド3へアップ。先日ヒザを痛めてしまったコナンは「みんながフリーサーフィンできて、自分ができないと、ヒザが完全な状態だったらと思うけど、ここの波との相性も良いしヒートアップできたからハッピーだよ。」と語ってました。また、ワールドチャンプのCJホブグッドやサニー・ガルシア、リチャード・ラベット、ビクター・リバスもラウンド2を生き残りました。では次の情報まで…ビラボンプロ チョプー
ラウンド1
H10:ルーク・イーガン(Aus)15.0/ダレン・オラファーティ(Aus)11.4/リチャード・ラベット(Aus)6.5
H11:ボー・エマートン(Aus)16.25/シェーン・パウエル(Aus)15.35/サニー・ガルシア(Haw)15.05
H12:ヘイマタ・キャロル(Tah) 14.15/ジェイク・パターソン(Aus) 13.25/マーク・オクルーポ(Aus) 6.1
H13:アンディー・アイアンズ(Haw) 17.0/ベティア・デビッド(Tah) 14.8/ネイザン・ウェブスター(Aus) 5.4
H14:コーリー・ロペス(USA) 14.4/コナン・ヘイズ(Haw) 7.0/フラビオ・パダラッツ(Brz)4.4
H15:マズ・クィン(NZ) 16.0/マイケル・ロー(Aus) 15.75/ルーク・ヒッチングス(Aus)11.5
H16:ダミアン・ホブグッド(USA) 16.5/ポール・カニング(SAfr) 14.4/グレッグ・エムズリー(SAfr)8.5
ラウンド2
H1:ベティア・デビッド(Tah) 15.75/マーク・オクルーポ(Aus) 14.35
H2:コナン・ヘイズ(Haw) 14.9/ダニエル・ウィルス(Aus) 9.25
H3: CJホブグッド(USA) 15.25 /フィリップ・マクドナルド(Aus) 10.5
H4:ビクター・リバス(Brz) 15.15/ジョエル・パーキンソン(Aus) 12.0
H5:サニー・ガルシア(Haw) 17.35/ダレン・オラファーティ(Aus) 7.25
H6:リチャード・ラベット(Aus) 9.75/マルセロ・ヌネス(Brz) 6.75

