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WCT第3戦タヒチがスタート!

2007-05-05 更新
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2007年WCT第3戦となる『ビラボンプロ・タヒチ』が現地時間4日、タヒチのチョープーを舞台にいよいよ開幕しました!

先日まで開催されていた今大会のトアイアル時は8~10ftという“世界屈指のモンスターバレル”の名に相応しいコンディションだったものの、メインラウンドとなるRound1がスタートしたこの日は3~5ftのコンパクトなチューブ合戦が繰り広げられました。

2年前のこの大会で驚くべきパーフェクト20(2本のライディングで10ptをメイク)を決めるという超人的な活躍を見せたケリー・スレーター(USA)をはじめ、昨年の今大会の覇者ボビー・マルチネス(USA)、チューブライディングには定評のあるアンディ&ブルース・アイアンズ兄弟(HAW)、タヒチでの初勝利を狙うジョエル・パーキンソン(AUS)現在レイティング1位のミック・ファニング(AUS)らが順当にRound3へコマを進めました。

しかし、ミックと同じくレイティング1位タイのタジ・バロウ(AUS)がRound2行きとなる波乱も。タジをルーザーズへと追いやったのは、WCTルーキーのジェレミー・フローレス(FRA)。ジェレミーにとってはWCTツアーで初めてのレフトのリーフブレイクのヒートでしたが、結果的にはこれまでで3番目のハイスコアとなる15.67ptを決めて余裕のラウンドアップ。
「ここでの初めてのヒートで勝ちあがる事ができて、間違いなく良い感じだね。願っても無かったよ。ヒートを見てて“ワォ、こりゃタフになりそうだ”って感じだったんだけど、これは誰が勝ってもおかしくない波だなって思ったんだ。まだ18歳だし、学ぶことばかりさ。第1戦では(9位という順位に)まぁOKって感じだったけど、1年のスタートから少しアンラッキーなんだ。ゴールドコーストでは波を逃しちゃうっていう問題が発覚して、ベルズではちょっと気持ちが病んでた。今回のイベントは全てが正常だし、この調子をキープしたいんだ。」とフローレス。

その他の結果は、クリス・ワード(USA)、アドリアノ・デ・ソウザ(BRA)、ゲイブ・キング(USA)、パンチョ・サリバン(HAW)、トラビス・ロギー(ZAF)、テイラー・ノックス(USA)、ディーン・モリソン(AUS)らがRound3へ進出しています。

Round2は現地時間5日AM7時半(日本時間6日AM2時半)にファーストコールの予定。

photo: ASP Covered Images