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WCT第2戦「リップカール・プロ」R2終了

2007-04-09 更新
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オーストラリアのビクトリア州ベルズビーチ開催中の2007年Mens WCT第2戦『リップカール・プロ』は現地時間9日、Round2から再開。Round3のヒート6までを消化しました。

会場をベルズビーチから2時間ほど西に位置するジョハナビーチへ移し、AM8時からいよいよヒート1がスタート!この日のジョハナは3~5ftのクリーンなフェイス。多少速めのコンディションながらも、さすがはWCT選手、スープに捕まる事無く深いボトムターンでハイレベルなライディングを疲労していました。

この日のハイエスト・ウェーブスコアは、ルーキーのベン・ダン(AUS)がRound2でトロイ・ブルックス(AUS)相手に決めた17.00ptのコンビネーション。見事Round3へコマを進めています。
「9.5ptのオレのライディングの後、トロイはコンビネーションが必要だったから、もう安全かなって思ってた。でもトロイはその後すぐに8.0ptのハイスコライディングを決めてきた。波は小さかったけど、いつトロイがスコアを決めてくるか気が気でなかったよ。だって彼はスーパーマン・エアーやクレイジーなリバースをいつでも決めてくるからね!最後の最後までオレのスコアじゃ落ち着かなかったよ。」とベン。
ベンはRound3で同じくルーキーのジェレミー・フローレス(FRA)と対戦予定。

また、1998年のベルズビーチの覇者でもある41歳のマーク・オクルーポ(AUS)は、ルーキーのカイ・オットン(AUS)を破って久々のラウンドアップを決めています。
「ジョハナはライトハンダーだしちょっとファットな波だったけど、形は良かったね。ベルズと同じとは言わないけど、似たような感じはする。ベルズみたいにサーフィンするよう努めたし、オレが持っているベルズでの経験と波の知識をうまく使ったよ。」とオッキー。

なお、アメリカ勢ではテイラー・ノックス、コリー・ロペス、CJホブグッドがRound2で敗退している他、ボビー・マルティネス、クリス・ワードも続くRound3で敗退。残るアメリカ勢は、テイラーを破ったワイルドカードのニック・マスクロフト(AUS)と対戦するケリー・スレーターと、オッキーと対戦するダミアン・ホブグッドのみとなっています。

明日10日はファーストコールは現地時間AM7時半。Round3の続きから再開予定です。

photo: ASP Covered Images