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WQS 6STARマーガレットリバー終了!

2007-04-02 更新
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ウェスタン・オーストラリアのマーガレットリバーで開催されていたASP-WQS 6STARイベント『Drug Aware Pro presented by O’Neill』は現地時間31日、ファイナルまでの全行程を終了しました。

5~6ft、ダブルオーバーのビッグサイズに恵まれたファイナルデーは、やはり実力ある選手がコマを進める展開となりました。ファイナルに進出したのは、かつて伊良湖でのWQSイベントでも優勝実績のあるティアゴ・ピレス(PRT)と、元WCTサーファーのキーレン・ペロウ(AUS)の二人。キーレンは早い段階で7.67ptを決めてヒートを優位に進め、最終的にはピレスを寄せ付けずに14.34ptのコンビネーションで、彼自身初となるASPコンテストの優勝を遂げました!

2003年にはWCT最終レイティング6位になったこともあるキーレンですが、優勝は彼のキャリアの中で意外にも今回が初めて。2004年には子供も産まれ家族との時間を大切にするようになったキーレンは、この年のWCTリクオリファイに失敗。しかし、今回の勝利でWQSレイティングを16位まで一気に上げ、“WCTリクオリファイ”を再び目指しています。

「これはWCT、WQSでの初めての優勝だから信じられないよ!長い間願っていた夢がようやく叶った。お気に入りの場所でもなかなか勝てなかった。オレはここ(マーガレットリバー)が好きだよ。最高のロケーションと信じられない波があるから。ビッグシリーズでの勝利で3000ptを得て、WCTへのリクオリファイが出来るって今は確信している。でも、1年は長いし、もっとたくさん、もっと良い結果が必要になってくるだろうね。まぁ、確かにこの勝利はかなり自信になったけど!」とキーレンは喜びとともにWCTリクオリファイに向けて気合十分。

2位となったピレスは今回の結果、WQSレイティング1位に躍り出ましたが、本人は「今は1位に付けることが出来て嬉しいけど、まだ始まったばかりだし、まだ色んなことが起こると思うよ。」と控えめのコメント。

また、WCTクオリファイに向けて最も注目されていると言っても過言ではない選手、デーン・レイノルズ(USA)も3位となり、WQSレイティングは14位までジャンプアップ。今大会でのハイエストスコア、ハイエストコンビネーションはいずれもこのデーンのライディングから生まれています。

主な結果は以下の通り。
WQS 6STAR 『Drug Aware Pro presented by O’Neill』
1位 キーレン・ペロウ(AUS)
2位 ティアゴ・ピレス(PRT)
3位 デーン・レイノルズ(USA)、ダニエル・ロス(AUS)
5位 ダミアン・ホブグッド(USA)、コリー・ロペス(USA)、ネコ・パダラッツ(BRA)、ロイ・パワーズ(HAW)

photo: ASP Covered Images