WQS 4STAR 「Hot Tuna Pro」終了

オーストラリアのソルジャーズビーチで開催されていた、ASP-WQS 4STARイベント『Hot Tuna Central Coast Pro』は現地時間25日、ファイナルまでの全ヒートを消化しました。

前節『Maitland Toyota Open』に続き、日本からも多くの選手が参加している今大会ですが、日本人選手での最高位は田嶋鉄兵プロがRound of 64までコマを進めて33位。その他の選手は残念ながらマネーラウンドまで進むことが出来ませんでした。

この大会にも多くのWCT選手が参加。CJ＆ダミアンのホブグッド兄弟をはじめ、ダニエル・ウィルス、トロイ・ブルックス、ベン・ダン、カイ・オットンといったオージー勢が登場しています。
彼ら強豪を抑えて優勝したのは、弱冠19歳のワールドジュニアチャンプのジョディ・スミス（ZAF）でした。ジョディのこれまでのWQSハイエスト・レイティングは、昨年ハワイ・サンセットビーチで行われた「World Cup of Surfing」でパーコに続き2位フィニッシュ。WQSでは初優勝となりました。

「今日、ここでの勝利は僕にとって本当に大きなものだよ。2008年のWCTクオリファイを目指しているから、自信と野望への後押しになったかな。ワイルドな波がブレイクしてたけど、僕のホームポイントでも同じような波が多いから良かったかもね。本当はビッグウェーブが好きなんだけど。」とジョディ。

2位に付けたのはネコ・パダラッツ（BRA）。ベテランWCTサーファーのネコも、ジョディに対して「彼は本当に急激に成長しているよ。体もタフだし、パドリングも速い。オレたちは友達だから、彼の勝利は嬉しいよ。」とコメントしています。

結果は以下の通り。
WQS 4STAR 『Hot Tuna Central Coast Pro』
1位 ジョディ・スミス（ZAF）
2位 ネコ・パダラッツ（BRA）
3位 リーズ・ボンバッチ（AUS）
4位 ティム・ボール（FRA）

photo: ASP Covered Images