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2007年WCT開幕戦スタート!

2007-03-01 更新
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2007年ASP-WCTの第1戦となる『クイックシルバー・プロ』が現地時間3月1日、オーストラリアのゴールドコーストでいよいよ開幕となりました!

例年スナッパーロックスのパーフェクトなライトブレイクで繰り広げられるこの開幕戦、昨年は地形の悪化によりデュランバーのスモールコンディションでの開催となってしまいましたが、今年は地形も良く、弱いオンショアながらも3~4ftのまずまずのコンディションの中で熱い戦いがスタート。

注目はなんといっても昨年の今大会覇者、ケリー・スレーターの活躍。ケリーはヒート8に登場しましたが、なんとヒート2位となりRound2行き!そのケリーを破ってRound3へコマを進めたのは、ワイルドカード出場のッジュリアン・ウィルソン(AUS)。ジュリアンは残り10分でリードしていたケリーを逆転、そのまま大金星。
「ストークしてるよ!こんな大きなコンテストでサーフしたことなんて今までないし、あんまり期待もしてなかったよ。一回ワンステップを手に入れただけだから、次のヒートでもうまくやりたいね。」とジュリアンのコメント。
一方敗れたケリーは「ジュリアンはグッドサーファーさ。彼はここ2~3年で名前を聞くようになってきたサーファーの一人。才能が溢れているね。彼はフリーサーフィンがベースのサーファーだけど、コンテスト・サーファーとしてうまく成長せいてきているんじゃないかな。あのヒートは明らかに彼の勝ちだね!」とジュリアンを称えています。

また、続くヒート9に登場したアンディ・アイアンズ(HAW)もなんとルーザーズ行き。アンディを破ったのはグレッグ・エムズリー(ZAF)でした。

昨年はルーキー・イヤーながらも2度の優勝を遂げているボビー・マルチネス(USA)には2年目のジンクスなど関係ない様子。ヒート6に登場したボビーは、この日ハイエスト・コンビネーションとなる17.90ptのスコアでショーン・カンスデル(AUS)とルーク・ムンロ(AUS)のローカルコンビをノックアウト。
「ラウンドを一つスキップできるからボーナスだよね。1日休めるし、33位になる心配も無いから最高だね。去年オレはリクオリファイに挑戦してて、それは今年も同じ。だけど、あまり自分自身必死になりすぎずに、ヒートを1つ1つきっちりこなしていくつもりだよ。」とボビー。

その他の結果では、ディーン・モリソン、ジョエル・パーキンソン、ミック・ファニング(AUS)のクーランガッタトリオの他、ジョッシュ・カー(AUS)、ベン・ダン(AUS)、ジェレミー・フローレス(FRA)、リッキー・バスネット(ZAF)などのルーキー勢もラウンドアップを決めています。

今後の動向につきましても随時お伝えする予定です。お楽しみに!

photo: ASP Covered Images