WQSパイプラインプロは12ftでON!
2007-02-07 更新

巨大なセットがブレイクし続けるこの日のパイプラインはしっかりとチューブが巻くエピックコンディションとなり、いくつかの記録的なスコアがメイクされました…がその反面、巨大なリップに潰されてボードを折ったりゼッケンがビリビリに破れてしまったサーファーの姿も。
この日のハイライトとなったのは、まずはRound3のヒート2に登場したデーン・レイノルズ(USA)の活躍。いずれの選手もヒート中2~3本のライディングが精一杯という中、デーンは3本のうち9.5ptと8.0ptというハイスコアの2本をメイク、この日最高のコンビネーションでラウンドアップ!
続いてヒート3でもハイレベルなライディングが。マーク・マシューズ(AUS)はパーフェクト10をメイクするなどしてラウンドアップ!そして堀口真平(JPN)も巨大なセットをキャッチしてバレルをメイク、9.5ptのハイスコアなどでマークに続いてこのヒート2位でラウンドアップしています。
パーフェクト10を決めたシドニー出身のマークは「バレルから出た瞬間は今までの中で一番最高なフィーリングだった!良い結果を期待するためにただただ踏ん張ってたよ。あのバレルはオレをクルクルと包み込む大きな水の部屋みたいだった。(バレルが)開いたとき、そこの空気全体がオレを後に引き込んできて、かなりディープな位置になったんだ!オレを押し出す前にね。かなりビックリだったよ。」と語っています。
一方、デレク・ホー(HAW)、ショーン・ムーディー(HAW)、マーカス・ヒックマン(HAW)といった強豪地元ハワイアン勢がRound4までに姿を消しています。
明日はRound4のヒート7から再開予定。イアン・ウォルシュ(HAW)、フレッド・パターチア(HAW)、シェーン・ドリアン(HAW)、パンチョ・サリバン(HAW)、ジェイミー・オブライエン(HAW)、ロブ・マチャド(USA)とビッグネームが立て続けに登場!そして田中樹、小川直久、脇田貴之といった日本人選手も登場します。唯一シードされた田中プロと、日本が誇るパイプライナーの小川プロ&脇田プロの活躍に注目です。
コンテストの動向は随時お伝えする予定です。お楽しみに!
photo: ASP Covered Images