WQS 6STARコスタオプロ終了
2007-02-05 更新

ファイナルデーのこの日は2ftとスモールながらもクリーンにシェイプされたまずまずのコンディションと晴天に恵まれました。6STARというビッグイベントでのファイナルがブラジリアン2名同士の親友同士の対決。両者とも、同じようにクォーターファイナルに進出したシェア・ロペス(USA)やカーク・フリントフ(AUS)らと比較しても決して名の通ったサーファーではありませんが、堂々のファイナル進出。
このファイナルでは、シモンはパブロに一度もリードを譲る事無くダントツの勝利を飾りました!
「オレたちは友達って言うよりは兄弟同然なんだ。今日のファイナルはもしかしたらオレたち二人になるかもね、なんて言ってたんだよ。QFに進出してからも、本当に必死に練習してたんだ。(セミファイナルで下した)パトリック・ベベンも本当に良いサーフィンしてたけど、ヒート終盤にいい波が来たからラッキーだった。多分セミファイナルが今回のコンテストで一番ハードだったよ。」とシモン。続けて「友人のパブロとの決勝なんて信じられなかったけど嬉しかったし、勝ったことも信じられないよ!去年から決勝には何度か進んでいるけどいつも2位に終わってたからね。この勝利を息子に捧げるために、何としてでも勝ちたかったんだ。」と語っています。
クォーターファイナルでは元WCTサーファーのカークを破り、セミファイナルでは元ASP Proジュニアチャンプのケコア・バカルソ(HAW)を破った2位のパブロは、前日から左モモの痙攣で違和感がある状態でのこの結果には満足の様子。
「左モモが本当にオレを苦しめてて…ここでサーフィンした中でも一番ハードだったね。2位でも最高の結果だよ!今年のWCTクオリファイにぜひ挑戦するよ。今年WCTにクオリファイするってことは、オレとシモンの二人にとってもっとがんばらなきゃっていう励みになるね。」とパブロ。
2007年のWQSはまだまだ始まったばかり。WCTへクオリファイする可能性は多くのサーファーにありますが、グレードの高いWQSの結果につきましてもBCMでは随時お伝えする予定です。お楽しみに!
WQS 6STAR Mormaii Costao Pro結果
1位 シモン・ロマオ(BRA)
2位 パブロ・パウリーノ(BRA)
3位 ケコア・バカルソ(HAW)、パトリック・ベベン(FRA)
5位 カーク・フリントフ(AUS)、シェア・ロペス(USA)、マルコ・ポーロ(BRA)、ドリュー・コートニー(AUS)
photo: ASPTostee