WQSパイプラインプロ再開!
2007-02-05 更新

この日のオアフ島・ノースショアのパイプラインは、嵐の後の影響でまとまりの欠けたトリッキーで予測の出来ない6~8ftのコンディション。Round of 128となるRound2を全て消化しました。
ハードなコンディションのパイプラインということで、全体的にロースコアでの戦いがほとんどで、中には3.7ptのスコアでラウンドアップする選手も。テイクオフすら難しい状況で、ノーライドの選手も続出している中、根強い力をみせるのはやはり地元ハワイアン勢。Heat2に登場したリーフ・マッキントッシュはこの日最高のコンビネーションポイントとなる17.0ptを決めていますが、リーフに続きこのヒート2位で通過したのが山田恭平(JPN)。得点は大きく離されていながらも見事Round3へコマを進めています。
また、Heat5では42歳のベテランパイプライナーのデレク・ホー(HAW)が登場、トリー・バロン(HAW)に続きラウンドアップ。デレクの25年間にも及ぶパイプラインでの経験の中で強力な脅威となったこの日のコンディションでも、デレクは更に進化を遂げました。
「ヒート中まともな波なんて少しも無かったよ。波を見逃しちゃったり喰らったりしたけど、ラッキーそのものだね。パイプラインでこんなスコアで勝ち上がったことなんて、これまでにあったかどうか思い出せないけど…こんな感じのスコアで負けたことなら思い出せるね!」とデレクは2回のライディングで合計5.5ptというロースコアでのラウンドアップに少し戸惑いを隠せない様子。
風が強まったためお昼過ぎにコンテストは中止となりましたが、明日以降のヒートではロブ・マチャド(USA)、シェーン・ドリアン(HAW)、ジェイミー・オブライエン(HAW)、パンチョ・サリバン(HAW)、そして田中樹(JPN)といったトップシード選手がいよいよ登場してきます。
コンテストの動向は随時お伝えする予定です。お楽しみに!
photo: ASPTostee