「O’NEILL SI PRO」はWCT選手が登場!
2007-01-11 更新

強い北東風の影響に悩まされながらも、この風のおかげで若干サイズアップした会場では、いよいよWCTサーファーなどのビッグネームが登場するマネーラウンドに突入しました。
2005年の今大会の覇者であり、地元の英雄でもあるコリー・ロペスは、なんと登場してすぐに敗れてしまうという波乱が。コリーを倒したのは同じく地元フロリダのアップカマーでASPノースアメリカのジュニアチャンプのエリック・ゲイセルマンでした。弱冠18歳ということであと2年間はジュニアシリーズの出場権も持っているエリックは、先日までオーストラリアで行われていたジュニアシリーズから帰国したばかり。「ヒートに勝つのは本当に大変さ。ちょっと油断したらすぐに負けちゃうよ」とエリック。「沖で波が来なかったら、残念ながらそれまでさ。勝つためには本当にラッキーじゃないとね。オーストラリアのジュニアの大会からの時差ボケを直さなきゃってがんばってるんだ。今シーズンはいくつかのWQSイベントに出てゆっくり慣れながら、もちろんプロジュニアシリーズにも戻るつもりだよ。このヒートを突破できて超ストークしてるよ!うまくいけばもうちょっと勝ち抜けるかなぁ。」と語っています。
元WCTランカーのベン・ブルジョアはパワフルなライディングを見せ付けて9.33ptの今大会一のハイスコアを決めるなどしてラウンドアップしています。かつて掴んだ栄光のWCTクオリファイを目標としているベンは、「(始まったばかりの2007年は)長いよ。勝ち抜けてストークしてるよ。でも、たった1つのコンテストでのたった1回の勝利さ。もちろんWCTリクオリファイはオレの目標だけど、自分にはまだ(クオリファイが)遠すぎてなかなか行けないや。」と控えめにコメントしています。
その他の結果では、デーン・レイノルズ(USA)、アロン“ゴーキン”コーミカン(USA)、前回のBCニュースでお伝えしたヒース・ウォーカーとバッド・フレイタス、そして日本から参戦の牛越峰統プロと田中樹プロらが残念ながら敗退しています。
CJ&ダミアンのホブグッド兄弟、シェア・ロペス、ゲイブ・キング、マイク・ロスネス、ブレット・シンプソンといったアメリカ勢に加え、ロイ・パワーズ(HAW)、ユリ・ソドレ(BRA)ら元WCT勢もラウンドアップしています。
明日はいよいよファイナルデーとなり、AM8時にRound of 32からのスタートが予定されています。
最終結果につきましてもお伝えする予定です。お楽しみに!
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ROUND OF 32予定
Heat 1
Gabe Kling (USA)
Shaun Burrell (USA)
Tonino Benson (HAW)
Dave Smith (AUS)
Heat 2
Cory Arrambide (USA)
Nathaniel Curran (USA)
Brett Simpson (USA)
Patrick Gudauskas (USA)
Heat 3
Asher Nolan (USA)
David Awbrey (USA)
Ola Eleogram (HAW)
Tanner Gudauskas (USA)
Heat 4
Daniel Jones (HAW)
Mikael Picon (FRA)
Adam Virs (USA)
Damien Hobgood (USA)
Heat 5
Eric Geiselman (USA)
Dustin Barca (HAW)
Mike Losness (USA)
Nathan Carroll (HAW)
Heat 6
Ryan Helm (USA)
Jeremy Johnston (USA)
Ben Bourgeois (USA)
Nathan Yeomans (USA)
Heat 7
Kellen Ellison (USA)
Yuri Sodre (BRA)
Bryan Hewitson (USA)
Shea Lopez (USA)
Heat 8
Roy Powers (HAW)
Shaun Ward (USA)
Jesse Merle-Jones (HAW)
CJ Hobgood (USA)