2007年WQS第1戦「O’NEILL SI PRO」がキックオフ!
2007-01-09 更新

コンテストはオフショアながらも1~2ftとスモールコンディションの中、現地時間8日までにRound of 96までを消化。
ゴールドコースト出身で現在はカリフォルニア・カールスバッドで生活しているヒース・ウォーカーは、ヒート中の半分以上をじっくりと波を見極め、最終的には速めのレフトをキャッチして4発の大きなターンをメイク!8.67ptのこの日最高得点をマークしました。
「厳しいコンディションだった。波が来るまで12分も待ったよ」とヒース。「ヒートの前にブイの近くで練習したんだけど、その時から波数が少なかったから、本番は忍耐強く波を待たなきゃ駄目だと思ったんだ。小さめだったけど、あの一本の波に乗れてラッキーだったよ」と、プアーコンディションでのヒートを振り返りました。
かつてWQSツアーをフォローしていたヒース・ウォーカー。現在彼は一線を退き、Reefチームのマネージャーとして活動しています。しかし今大会の成績も含め、これまで数戦の戦歴からすると、WCTクオリファイも可能か!?と思わせる好調振り。
「僕の仕事はリーフチームのメンバーをアシストすることなんだ。僕のこれまでのWQSでの経験を通じて、彼等に良い影響を与えられればいいと思う。僕自身も時々はコンテストに出場していくけど、本来はメンバーをサポートするのが僕の役目だよ。ただ僕は今もサーフィンをエンジョイしているし、大会に出るのは自分自身を満足させるためなんだ」と語りました。
また、サンタクルズのバッド・フレイタスは、このトリッキーなコンディションにもかかわらず大胆なマニューバーを描ける波をしっかりとセレクトしていたサーファーの一人。WQSをフォローして今シーズンが2年目のフレイタスは、今大会で好成績を残して実りある1年のスタートを望んでいるようです。
「コンディションとしてはましな方だったかも知れない。けど、波としては最悪だったね」とフレイタス。「ヒート中にやっと一本の波が来て、僕はそれに乗れたから本当にラッキーだった。ツアーに参戦したのは去年が初めてなんだけど、かなりハードな1年だったよ。今大会も当然だけど、今シーズンは他の4スターの試合でも良い成績を残して、シード権を得たい。そして徐々にハイグレードのコンテストにステップアップしていきたいんだ。」と意気込みを語っています。
明日以降に行われるRound of 64では、コリー&シェアのロペス兄弟、ダミアン&CJのホブグッド兄弟をはじめ、デーン・レイノルズ、マイク・ロスネスといったビッグネームが登場予定!中でもHeat16ではCJ&シェア&デーンが対戦となる贅沢なヒートとなっています。
また、日本勢では牛越峰統プロ、田中樹プロの2名が参加し、共に見事にラウンドアップをしています!今後の活躍に期待ですね。
今後の結果につきましてもお届けする予定です。ご期待下さい!