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WCT第10戦結果!

2006-11-09 更新
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ブラジル・インビツバにて開催されていたWCT第10戦『ノヴァ・シン・フェスティバル』はコンディションの変化から北に向かったローザビーチに場所を移し、現地時間8日(水)、全工程を消化しました。
夏を迎えるブラジルの晴れ渡る空に栄冠を突き上げたのはミック・ファニング(AUS)!! 今期2勝目となる勝利を飾りました!!

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■クオーターファーナル!
Heat1で登場したのはダミアンとCJのホブグッド兄弟。WCT内で行われたマンオンマンでのこの兄弟対決は2004年の千葉で行われたクイックシルバープロ以来2度目ということもあり、注目が集まりました。結果は昨年のノヴァ・シン・フェスティバル覇者ダミアンが序盤からハイスコアを連発!! CJも食い下がりますが16.33p対13.00pでダミアンの勝利となりました。

Heat2は前回のムンダカから調子が上向きのダレン・オラファティ(AUS)とフレッド・パターチア(HAW)の対決。特にフレッドのライディングは前回から凄まじいまでのキレを見せており、今回もそれに違わずダレンの追随を許さず一気に勝利。

Heat3はグレッグ・エムズリー(ZAF)とフィリップ・マクドナルド(AUS)が登場。波を捕らえきれないグレッグに対し、きっちりとスコアを重ねたフィルがラウンドアップしました。

Heat4はミック・ファニング(AUS)とボビー・マルティネス(USA)の対決。人気の高い二人だけに注目が集まりましたが、リズムに乗れないボビーが自滅してしまうかのようにスコアが出せず、ミックがセミファイナルへ進出しました。

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■セミファイナルの熱戦!
Heat1のダミアンとフレッドの対決は、序盤フレッドがリードしますが、ダミアンがこの日最高の9.50pスコアを叩き出し、その後もうまくまとめて16.00pでファイナルへの切符を手にしました。

ミックとフィルの対決となったHeat2は見るものを興奮させる最高に熱い戦いとなりました。
序盤から6.17pと7.83pとスコアしたフィリップがこのまま逃げ切るかと思われていたところに、ミックが信じられないほどの最高のサーフィンを披露!! 8.33p、8.13p、さらには9.17pというハイスコアを叩き出し一気に逆転!! 17.50p対14.00pでミックがファイナルへ進出となりました。

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■驚愕のライディング!!
ミックはファイナルでも最高のパフォーマンスを魅せつけました。今回のミックの勢いは誰にも止められないといった感があり、9.50pと9.27pという驚愕のハイスコアを続け合計18.77p!! うまく乗り切れないダミアンに大差をつけ、ミックは第6戦Jベイ以来のシーズン2勝目を飾りました!!
大会後のインタビューには「とにかくセットのリズムを掴むことに集中していて何にも聞こえなかった。それでも最高にリラックスしていたし、本当に最高に最高に気持ちよかった。2つ波を掴めたしそれでもう十分だったんだ。」と満面の笑顔で答えていました。

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■最終戦パイプラインへ向けて…
今回の結果を受け大きくレイティングが変わりました。今回優勝のミックは5位→2位へ、ボビーは6位→4位ジャンプアップ。タジは3位をキープ。今回上位に上がれなかったアンディが5位へ、パーコが6位へダウン。しかしこの5名はわずかな差しかない状況。

次はいよいよ今シーズン最終戦「リップカール・パイプラインマスターズ」が12月8日(金)から開催されます。世界最高のライダー達の今年最後のサーフィンに注目してください!!!!

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◆第10戦結果◆
1位:ミック・ファニング(AUS)
2位:ダミアン・ホブグッド(USA)
3位:フィリップ・マクドナルド(AUS)、フレッド・パターチア(HAW)
5位:ボビー・マルティネス(USA)、CJ・ホブグッド(USA)、グレッグ・、エムズリー(AUS)、ダレン・オラファティ(AUS)

◆レイティングTOP10◆
1:ケリー・スレーター(7824p)
2:ミック・ファニング(6638p)
3:タジ・バロウ(6480p)
4:ボビー・マルティネス(6350p)
5:アンディ・アイアンズ(6348p)
6:ジョエル・パーキンソン(6240p)
7:ダミアン・ホブグッド(5774p)
8:トム・ホイッティカー(5138p)
9:テイラー・ノックス(4880p)
10:ディーン・モリソン(4856p)