WCT第10戦R4終了!!
2006-11-08 更新

3~4ftの強いオフショアコンディションとなったこの日は、R3のアンディ・アイアンズ(HAW)の敗退を受けて、最終戦を前に少しでもポイントを稼ぎたいレイティング上位陣が続々と登場しています。
(写真はタジに勝利したグレッグ・エムズリー)
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■痛恨の敗退!
ケリー・スレーターの8度目の王者が決定したものの、俄然目が離せないのが壮絶な2位争い。R3でアンディが敗れたことで有利となったレイティング3位のタジ・バロウ(AUS)と4位のジョエル・パーキンソン(AUS)でしたが、共にここで敗れてしまうという波乱が。
今期はいまひとつ調子が出ずに22位という下位に位置しているCJ・ホブグッド(USA)は、16.00ptをマークし、パーコにダブルスコアの差をつけて勝利。2007年度のWCTリクオリファイギリギリのラインに居るCJなだけに、うれしい勝利となりました。
また、タジはグレッグ・エムズリー(ZAF)との対戦でした。二人ともこれといったハイスコアを決めれないままの接戦となりましたが、ヒート終盤にグレッグが逆転を決めてそのままフィニッシュ。アンディ、パーコが敗れた後での敗退なだけに、タジにとっては悔しいものとなりました。
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■ミック、ボビー、ダミアンは安泰
その他上位陣では、ミック・ファニング(AUS)、ボビー・マルチネス(USA)、ダミアン・ホブグッド(USA)らがクォーターファイナルへ進出。レイティング5~7位に位置する彼らなだけに、勝利への執念は相当なもの。また、ダレン・オラファティ(AUS)やフィリップ・マクドナルド(AUS)といった実力者オージーの他、フレッド・パターチア(HAW)もラウンドアップしています。
クォーターファイナル以降につきましては、開催期間最終日となる現地時間8日(水)にファイナルまでを消化予定です。Heat1のホブグッド兄弟対決からスタートとなります。
ファイナルまでの結果についてもお伝えしますので、ご期待下さい!!
★クォーターファイナル予定
Heat1
Damien Hobgood (USA) vs. CJ Hobgood (USA)
Heat2
Darren O-Rafferty (AUS) vs. Fredrick Patacchia (HAW)
Heat3
Greg Emslie (ZAF) vs. Phillip MacDonald (AUS)
Heat4
Mick Fanning (AUS) vs. Bobby Martinez (USA)
これまでの結果・詳細はBCニュースをご覧下さい。