WCT第10戦R2までの経過
2006-11-06 更新

(写真はCJ・ホブグッド)
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■トップランカーvsブラジル勢
R2の前半は全ヒートにブラジル勢が登場。しかもそれぞれの対戦相手はアンディ・アイアンズ(HAW)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ダミアン・ホブグッド(USA)、トム・ホイッティカー(AUS)、ディーン・モリソン(AUS)、フィリップ・マクドナルド(AUS)、ブルース・アイアンズ(HAW)というレイティング上位につけるビッグネームばかり。
ブラジル勢のジーン・デ・シウバやレナント・ガルバオらが素晴らしいライディングを見せましたが対戦したダミアンやトムは力でねじ伏せ、辛くもラウンドアップ。他のトップランカーの面々も安定した戦いを見せ順調にR3に進んでいく中、前回スペインでパーフェクト10まで出していたブルースが敗退という波乱がありました。
■R2後半
R2を7heatまで消化した後、数日を空けR2のHeat8以降も全て消化。まず登場した第7戦トラッセルズを制したビード・ダービッジ(AUS)はユーリ・ソドレ(BRA)と対戦。トラッセルズ以降思うように力が発揮できていませんでしたが、ここは危なげなく突破。さらにCJ・ホブグッド(USA)やフレドリック・パタッチア(HAW)、ジェイク・パターソン(AUS)らも順調にラウンドアップ。
またブラジル勢筆頭の一人、アドリアーノ・デ・ソウザはR2では不戦勝。この地元開催での活躍を期待したいところです。
■R3以降の見所
今シーズン、ケリー以外では最もタイトルに近いという前評判が高かったタジが意外にも今だ1勝もできていない状況。レイティング2位につけているアンディとのポイント差もわずかで、上位にさえ立てば今大会で順位が入れ替わります。またR3のヒートではビッグネームがバラけているためR4以降には見ごたえのある対戦が続くことも予想されます。
なかなかコンディションが思うように整わない状況が続いていますが、ウェイティング期間は8(水)までとなっており、今後一気にスケジュールを消化していくと思われます!! いよいよノヴァ・シン・フェスティバルが佳境に入ります!!
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今後の動向についても随時お伝えします!! ここまでの結果・詳細はBCニュースをご覧下さい。