WCT第9戦はR2まで終了
2006-10-10 更新

(写真はR2でハイエストスコアを出したパーコ)
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■波乱のR1~R2・注目はケリー!?
ケリー・スレーター(USA)の8度目のワールドチャンピオンの可能性が高くなっている中、まだ大きなタイトルへのチャンスを残しているタジ・バロウ(AUS)、アンディ・アイアンズ(HAW)、ジョエル・パーキンソン(AUS)、ミック・ファニング(AUS)らは順調にスタートし、他を寄せ付けない安定感と底力を見せ、スムーズにR3に駒を進めました。
順調に進んでいたR1ですが、会場の誰もが驚いた珍事が発生!! なんとケリーが自身のヒートの開催時間になっても現れないという事態。これはケリーがムンダカから車で2時間ほど走ったフランス国内に拠点を置いていたためで、運転時間と大会の進行状況を見誤り、ヒートに間に合わなかったというのが理由。
これによりR2へ回ることになり、トロイ・ブルックスの怪我により急遽参戦となっていた若干17歳のコリー・アランバイド(USA)と対戦し、ケリーは大差をつけてR3へ進出。
ヒートの後のインタビューでは「僕が17歳の時を思い出したよ。僕はその年のワールドチャンピオンだったバートン・リンチをなんとか破ったんだ。それはとてもエキサイティングな出来事だった。まだアランバイドのサーフィンをはっきり見たわけではないけど、なかなか素晴らしいサーフィンをするようだね。」と未来を担うサーファーに期待を寄せるコメントを残していました。
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■R3の行方…
現在R3は中盤に差し掛かり、既にケリー、パーコ、ミックらが順当にR4への切符を手にしました。特に前回のフランスで優勝を飾ったパーコのライディングは今回も抜きん出ており、19.70pという恐ろしいまでのハイスコアを叩き出しました。
これから登場するタジやアンディの注目のヒートにつきましても、BCニュースなどでお知らせする予定です!! ご期待ください。
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◆ラウンド3の残りの対戦予定
Heat9
Andy Irons(HAW)
Yuri Sodre(BRA)
Heat10
Shaun Cansdell(AUS)
Trent Munro(AUS)
Heat11
Bobby Martinez(USA)
Peterson Rosa(BRA)
Heat12
Phillip MacDonald(AUS)
Jake Paterson(AUS)
Heat13
Taj Burrow(AUS)
Adrian Buchan(AUS)
Heat14
Greg Emslie(ZAF)
Adriano de Souza(BRA)
Heat15
Damien Hobgood(USA)
Mikael Picon(FRA)
Heat16
Dean Morrison(AUS)
Michael Lowe(AUS)
◆ラウンド4の対戦予定
Heat1
Joel Parkinson(AUS)
Bruce Irons(HAW)
Heat2
Victor Ribas(BRA)
Mick Fanning(AUS)
Heat3
Pancho Sullivan(HAW)
Tom Whitaker(AUS)
Heat4
Cory Lopez(USA)
Kelly Slater(USA)