WCT第8戦パーコに栄冠!!
2006-10-02 更新

(写真はセミファイナルのパーコ)
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■ファイナルはクーランガッタの親友同士
5-6ftのクリーンなコンディションの中、セミファイナルに残ったのはケリー・スレーター(USA)、アンディ・アイアンズ(HAW)、ミック・ファニング(AUS)、ジョエル・パーキンソン(AUS)という豪華な面々。これまでのレイティング1位と3位のケリーとアンディですが、それぞれミックとパーコのクーランガッタコンビにセミファイナルで完敗。ファイナルは親友同士の対決となりました。
この日のパーコはクオーターファイナルでパーフェクト10を出すほど乗れていて、ファイナルでもダブルチューブからのビッグエアまで見せつけて叩き出したスコアは8.83p。誰も手をつけられないといった雰囲気すらありました。一方のミックは良い波を捕まえることに苦戦し、結果を見れば15.17対7.67という大差。パーコにとっては本当に嬉しい今季初勝利となりました!
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■群雄割拠
今回の結果を受けパーコのレイティングは一気に6位から4位までジャンプアップしましたが、今回3位となったケリーはさらにポイントを伸ばし、レイティング2位のタジ・バロウと1000p以上の差をつけ8度目のワールドチャンピオンがより現実的に見えてきました。10/2から開催されるムンダッカで優勝すればその時点でシリーズの優勝も決定します。
しかし王座はまだまだ不安定な状態で、残りの3戦をタジ、アンディ、ミック、パーコらがケリーよりも上位に立ち続ければ、一気にひっくり返ります。ツアーはいよいよ佳境!! ひと時たりとも目が離せません!!!!
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■第8戦結果
1位:ジョエル・パーキンソン(AUS)
2位:ミック・ファニング(AUS)
3位:ケリー・スレーター(USA)、アンディ・アイアンズ(HAW)
5位:ロイ・パワーズ(HAW)、ジェイク・パターソン(AUS)、トム・ホイッティカー(AUS)、フレッド・パターチア(HAW)
■レイティングTOP10
1.ケリー・スレーター(7017p)
2.タジ・バロウ(5968p)
3.アンディ・アイアンズ(5841p)
4.ジョエル・パーキンソン(5584p)
5.ミック・ファニング(5341p)
6.テイラー・ノックス(4880p)
7.ボビー・マルティネス(4868p)
8.ダミアン・ホブグッド(4777p)
9.ティム・レイズ(4585p)
10.トム・ホイッティカー(4441p)