WCT第7戦トラッセルズ開幕!
2006-09-13 更新

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■ワイルドカード3名はR2へ
R1で最も注目を集めた、H8~H10ですが、いずれのヒートも番狂わせはなく、トップ3が順当にR3へ勝ち上がっています。
デーン・レイノルズ(USA)はトレードマークでもあるエア360°をメイクするものの、コンビネーションでケリーの16.30ptを超えることはできませんでした。
続いて登場のジェイミー・オブライエン(HAW)も8点台2本をまとめ16.66ptの好スタートを切ったアンディーの前にあっさりと敗退し、ロブ・マチャド(USA)も7点台2本でリードしながらも、最後に8点2本を並べたタジに逆転され2位でR2を戦うことになりました。
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■9点ライドはたったの2本!
トラッセルズ特有のクセのあるブレイクの所為か、8点台のスコアはたくさん出るのだが、9点台のスコアをマークしたのはたったの2人だけ!
その2本は、フィリップ・マクドナルド(AUS)の9.60ptとジョエル・パーキンソン(AUS)の9.50ptとなっており、自ずと、デイリーのハイエストも18.20ptのフィリップ・マクドナルドが1位で、2位がパーコの18.00ptです。
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■主な結果
R1で調子の良さそうなサーファーは上記2名以外には、ダミアン・ホブグッド(USA)くらいしか名前が挙がらず、むしろ調子の悪いサーファーの方が目立っています。テイラー・ノックス(USA)、ミック・ファニング(AUS)、ブルース・アイアン(HAW) に至っては、コンビネーションでも10点に満たず、調子が出ないまま3位敗退してしまいました。レギュラーフッターの活躍が目立つ中、グーフィーのボビー・マルチネス(USA)、マーク・オクルーポ(AUS)が1位通過を果たしています。
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■R2の見所
R2でも注目はやはり、ワイルドカード勢の登場するH1~H2となりそうです。
(H1:デーン・レイノルズVSミック・ファニング、H2:ジェイミー・オブライエンVSテイラー・ノックス、H3:ロブ・マチャドVSティム・レイズ)。
ワイルドカードの対戦相手は奇しくも、3名ともR1で10点に満たなかったメンバーなので、勝ち抜けるチャンスはまだまだ残っていそうです。
また、ASP公式サイトによると、ガン摘出の手術からカムバックしたリッチー・ラベット(AUS)がスペシャルゲストとして顔を見せるようです。
今後も動きがあり次第、随時お伝えする予定です!