ブーストモバイルプロまもなく開幕!
2006-09-12 更新

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■ボビーマルチネスの活躍
1、2戦はケリー・スレーターの連勝で幕を開け、ケリー独走を予感させましたが、3戦目にケリーに土をつけ、タイトルレースを面白くしたのは、ルーキーのボビー・マルチネスでした。ボビーはパワフルなリップを得意とするグーフィーで、優勝以外にも、3位、5位の好成績を収め、QF進出率5割という、ルーキーとしては異例の活躍ぶり!このルーキーの活躍が前半戦を面白くしたといえるでしょう。
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■抜群の安定感はタジ、テイラー
第4戦以降は試合ごとにヒーローが入れ替わるめまぐるしい状況で、ケリーがケガのため欠場した4戦目はダミアン・ホブグッドが、5戦はアンディ・アイアンズ、6戦はミック・ファニングが、それぞれ1回ずつ優勝しています。
上記メンバーに加えて、今季は優勝こそないのですが、安定した成績でレイティング2位をキープするタジ・バロウ、ベテランながらも5位に踏ん張るテイラー・ノックスあたりが打倒ケリーの最有力候補となりそう。
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■大本命はやはりケリー!?
とはいっても、ケガ欠場で1戦分のポイントが少ないにもかかわらず、2位のタジとは427p差で堂々のトップを走るケリースレーター。最低の成績が5位という結果は、「出れば必ずQFまでラウンドアップする」という圧倒的な強さで、8度目のワールドチャンプもケリーにとっては夢物語ではない!?
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■第7戦の見所
上位陣にとっては、少しでもレイティングを上げたいところですが、第7戦に送り込まれた「最強のワイルドカード3名」という大きな壁が行く手を塞ぎます。その3名とは、ロブ・マチャド、ジェイミー・オブライエン、デーン・レイノルズ(写真)。
この3名に対するのが、BCMで実施していたアンケート『ブーストモバイルプロ・トラッセルズ予想』でも、ユーザーの皆さんからは高い人気を得ている上位3名のケリー、アンディ、タジ。
ロブは積極的にコンテストへフォーカスしていないにもかかわらず、今年WQSを2度優勝しています。そのロブとR1で対戦するのは現在レイティング2位のタジ。
2005年パイプラインマスターズでの鮮やかな優勝が記憶に新しいジェイミー・オブライエンとR1で当たるのは同じハワイアンのアンディ。今季、R1敗退が目立つアンディーにとってかなりの強敵となりそうです。
最後に、ケリーの前に立ちはだかるのがご存知デーン・レイノルズ。フリーサーフィンで魅せる異次元アクションをコンテストでメイクすればケリーも太刀打ちできないかも!?
試合状況につきましても情報が入り次第お伝えしていく予定です。お楽しみに!!
■レイティング(第6戦終了時点)
1.ケリー・スレーター(5109p)
2.タジ・バロウ(4682p)
3.アンディー・アイアンズ(4365p)
4.ボビー・マルチネス(4233p)
5.テイラー・ノックス(4060p)