USオープン結果
2006-07-31 更新

ロブにとっては、今年1月にハワイのパイプラインで優勝して以来、今期2度目のWQS優勝となっています。
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■ロブ・マチャド健在
その実力はWCTクラスでありながら、独自のスタンスでエントリーする大会をチョイスし、エントリーした大会ではかなりの高確率で優勝をさらってゆくロブはWCTツアーへの復帰も望まず、あくまでも自然体。
レイティングに無関心なロブはシード権がないため、今回も、Round of 192からファイナルまで合計9ヒートも戦い、それでも優勝してしまうのだからシード選手も脱帽です!
次はお気に入りのヨーロッパでの参戦をほのめかしつつも、ガッツイている様子は微塵も感じられないところがロブの魅力の真骨頂でしょう。
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■主な結果
2位のロイ・パワーズ(HAW)は数多く参戦したWCT選手のなかでは最高の順位をキープし、なんとか面目を保ちました。3位に入ったジェレミー・フローレス(REU)はQFでボビー・マルチネス(USA)を敗る大金星を挙げ、WQSレイティングも6位へアップさせました。同じく3位のマイク・ロスネス(USA)も、QFではパーフェクト10を記録したミック・キャンベル(AUS)を負かしてのSF進出には大変満足している様子です。
ウィメンの優勝は試合運びの巧さを見せたソフィア・ムラノビッチ(PER)でした。ファイナルでは、現WQS1位のジェシー・ミレイディア(AUS)と対戦しましたが、結果は大差で貫禄勝ち!
また、プロジュニアでは男女共にスタープレーヤーが相応の結果を収めています。メンはベン・ダン(AUS)が、ウィメンは、トムカレンの愛娘、リー・アン・カレン(USA)が共に今期のプロジュニア3勝目となる勝利を手にしました。
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■次回はWQS田原プロ
次回のWQSは8/1~8/6、伊良湖で開催される「田原プロ」となります。ジェイク・パターソン(AUS)やパウロ・モウラ(BRA)、マルセロ・ヌネス(BRA)らWCT選手や、WQSの上位陣が来日参戦予定です。また、今回のUSオープン不参加だった日本のエース大野修聖もエントリーし、自国開催で上位進出を狙います。
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《USオープン結果》
優勝:ロブ・マチャド(USA)
2位:ロイ・パワーズ(HAW)
3位:ジェレミー・フローレス(REU)、マイク・ロスネス(USA)
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49位:田中英義
73位:田嶋鉄兵
(ウィメン25位:間屋口香)