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WCT第6戦はミックが優勝!

2006-07-23 更新
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現地時間22日、南アフリカのJベイで開催されていたWCT第6戦「ビラボンプロ」は、3-5ftのパーフェクトコンディションの中、 R4からファイナルまでが一気に行われました。

ファイナルはタジ・バロウ(AUS)VSミック・ファニング(AUS)の対戦となりました。今期好調のタジは今期2度目のファイナル。一方、ミックは今季最高順位は5位で、レイティングも19位と低迷中。どちらが勝っても今季初勝利という状況の中、残り8分でタジが逆転すると、残り4分でミックが再逆転!結局、16.90pt vs 16.00ptのハイレベルな接戦を制し、ミック・ファニングが優勝しました。

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■アンディーR2で敗退
珍しくR1を落とし、R2に廻ったアンディ・アイアンズ(HAW)が続くR2でもロイ・パワーズ(HAW)に敗れ早々に姿を消すことになりました。同じく、R2ではブルース・アイアン(HAW)、ホブグッド兄弟、ボビー・マルチネス(USA)の上位陣が揃って敗れるというまさかの結果に!
一方、南アフリカ出身のデビッド・ウエア、トラビス・ロジ-、グレッグ・エムズリーの3名がR2を勝ちラウンドアップを果たしました。

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■地元勢の活躍
地元南アフリカ勢ワイルドカード選手の活躍が俄然大会を盛り上げました。R3にはなんと6名が進出し、特にジョディー・スミスは3位という結果を手にしたのです。
ジョディーは、R1でタジ、ルークステッドマンとのタイトなヒートを1抜けでR3へジャンプし、R3ではレイティング4位のテイラー・ノックス(USA)を敗り、続くR4では同じローカルのトラビス・ロジーを、QFではコンビネーションで18.00ptという脅威のハイスコアでティム・レイズ(USA)を敗り、セミファイナル進出を決めました。

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■SFは逆転の名勝負
ミック・ファニングはロイ・パワーズ、グレッグ・エムズリー、アドリアーノ・デ・ソウザ (BRA)を敗ってのセミ進出です。
対戦するは第4戦をケガ欠場にもかかわらず、現在のレイティングトップをキープするケリー。ミックの1本目はいきなり8.83ptのエクセレントレンジ。一度はケリーが6.83pt、7.67ptを連発し逆転しましたが、最後にミックが8.07ptを出して今季初のファイナルへと駒を進めました。
SFのヒート2はタジVSジョディー。タジはヒート中盤のリードをヒート終了5分前に逆転されましたが、直後に再逆転し、最後まで諦めないジョディーをわずか0.5pt差で振り切りました。
R4では18.34ptをマークするなど、尻上がりに調子を上げてきたタジは、この勝利でR1で負けたジョディーに一矢報いました。

この結果でタジは単独2位に、ミックは一気に8位にそれぞれレイティングを上げました。次回第7戦は、 9月12日からカリフォルニアはトラッセルズで開催される「ブーストモバイルプロ」となります。

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■結果
優勝:ミック・ファニング(AUS)
2位:タジ・バロウ(AUS)
3位:ケリー・スレーター(USA)、ジョディー・スミス(ZAF)
5位:ティム・レイズ(USA)、トム・ウィタカー(AUS)、アドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)、ピーターソン・ロサ(BRA)

■レイティング
1位:ケリー・スレーター(5109p)
2位:タジ・バロウ(4682p)
3位:アンディー・アイアンズ(4365p)
4位:ボビー・マルチネス(4233p)
5位:テイラー・ノックス(4060p)
6位:ダミアン・ホブグッド(3767p)
7位:ジョエル・パーキンソン(3652p)
8位:ミック・ファニング(3577p)
9位:ティム・レイズ(3575p)
10位:トム・ウィタカー(3299p)