WCT第5戦リップカールサーチinメキシコ開幕
2006-06-21 更新

ラホヤのスーパーバンクにヒットしたスウェルは6-8ftのロングバレルを産み出し、最高のコンディションを演出。選手達も、まれに見るパーフェクトなコンディションに驚きを隠せない様子です。
(写真はケリー・スレーター)
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■ハイエストヒートスコアはボビー・マルチネス
第3戦以来のライトブレイクが舞台となりましたが、R1で最高点をマークしたのはグーフィーのボビー・マルチネス(USA)でした。
トータル18.13ptをたたき出し、リスペクトするオッキーを敗り、堂々とR3へ進みました。ルーキーでありながら、現在のレイティングはトップのケリーとわずか93p差の2位につけているボビーはラホヤのブレイクは今までサーフィンしてきた中で最高のブレイクだったと絶賛しています。
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■ケリーがパーフェクト10
前回ケガで欠場したケリー・スレーター(USA)がパーフェクト10を含む16.83ptでR3へ進み、ファンを安心させています。
ケリーは際どい位置からのテイクオフでチューブインし、約6秒後にバレルから姿を見せ、そこからさらに200mのロングライドを決めパーフェクト10!
ケリーもラホヤのブレイクでサーフするのは始めてらしく、そのクオリティーに驚いていた様子。
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■スーパーライド連発!
また、ユリ・ソドレ(BRA)はパーフェクト10をマークしたにもかかわらず、1本の波で5回もチューブインしたミック・ファニング(AUS)に敗れR2へ回ることになりました。
1本のライディング距離が長いため、各選手とも、1本乗り終えると、ビーチを走ってピーク側に戻りゲッティングアウトせざるを得ず、1ヒートに乗れる本数が限られてしまう状況です。
ドリームツアーにふさわしいスパーブレイクを前に、1本の波に対する集中力が問われる展開の中、どんなドラマが生まれるのか、優勝するのは誰なのか楽しみはつきません!
R2以降の試合状況につきましても情報が入り次第お伝えしていく予定です。お楽しみに!!