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WCT第4戦フィジーがスタート!R1終了

2006-05-22 更新
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フィジーで開催されるWCT第4戦「Globe WCT」が22日、いよいよスタートしました!21日はサイズが小さくキャンセルとなったものの、翌日22日のクラウドブレイクは4-6ftのパーフェクトなレフトバレルが姿を見せ、R1の全16ヒートが終了しました。
なお、前戦であばらを痛めてしまい、ギリギリまで出場を決め兼ねていたケリー・スレーターですが、大事を取って第4戦を欠場することになりました。

ケリー不参加は多くのファンにとっては残念ですが、他の選手にとってはまたとないチャンス! そんな中行われたR1のダイジェスト。

■ハイエストスコアはCJホブグッド
ヒート1からアドリアーノ・デ・ソウザ(BRA)とCJ・ホブグッド(USA、写真)がいきなり白熱のバトルを展開しました。スコアはCJが18.73ptで、アドリアーノが17.17pt。
ルーキー、アドリアーノが8点のライディングを3本もたたき出し、終始ヒートをリード。しかし、終了4分前にCJが5秒間のロングチューブをメイクし、9.90ptを出し大逆転。
敗れはしたものの、アドリアーノは小波のアクションだけでなく、チューブも上手いことを証明してみせました。

■好不調の差がはっきり
前回のタヒチで良い結果を残した、フレッド・パターチア(HAW)、ブルース・アイアンズ(HAW)、ディーン・モリソン(AUS)らが引き続きレフトのチューブを上手く攻略し、R3へ駒を進めています。
一方、アンディー・アイアンズ(HAW)、ミック・ファニング(AUS)のビッグネームがまたしてもR1をクリアできずにR2に回ることになってしまいました。
ワールドチャンピオンを狙う2人にとっては、どうしてもR2で敗者復活を果たし、ケリーとの差を少しでも埋めておきたいところです。

そしてR1では、オージーの巻き返しが目立ちました。前戦でアメリカ勢に完全に上位を独占されてしまったオージー陣ですが、ジョエル・パーキンソン(AUS)をはじめ、ダニエル・ウィルス(AUS)にいたっては、前戦をルーキーながら優勝で飾ったボビー・マルチネス(USA)を敗ってR3へジャンプしています。

R2以降につきましても、BCニュースなどでお伝えする予定です。