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WCT第2戦リップカールプロ ケリーが連勝!

2006-04-20 更新
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現地時間4月12日(水)からオーストラリア、ベルズビーチで始まったリップカールプロは、期間中のコンディションにも恵まれ、4月20日(木)に全日程を終了しました。優勝は第1戦に続いて連勝となったケリー・スレーター(USA)。2位はパーコことジョエル・パーキンソン(AUS)。 (写真はケリー・スレーター)

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■ケリー2連勝

ケリーはR1からクォーターファイナルまでの全てをトータル17pt以上のハイスコアをマークする絶好調振りを発揮。そして、セミファイナルでは切れたサーフィンで勝ち上がってきたルーク・ステッドマン(AUS)を、ファイナルではミック・ファニング(AUS)、オッキー(AUS)を敗って勢いづいたジョエル・パーキンソンを退けて見事ベルズの鐘を鳴らしたのでした。

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■オッキーの活躍

本大会のサプライズは、クオーターファイナルのヒート3に起きました。決して調子が悪いわけではなかったはずのアンディー・アイアンズ(HAW)を「ベルズの主」とも言われているオッキーが完全に封じ込めてしまったのです。スコアはなんと18.83pt! そのうちの1本は9.90ptのニアパーフェクトでした。優勝したケリーが記録したベストスコアが18.40ptであることから見ても、未だ衰えを知らぬオッキーの実力には脱帽と 言った感じです。
オッキーは準優勝のパーコと対戦したセミファイナルでも序盤は大きくリードを許したものの、終わってみると0.51p差まで詰め寄り、観衆の目を釘付けにし、相性の良いベルズでその存在感を大きくアピールしました。

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■ルーキーは苦戦

第1戦で3位の好成績を残した、ルーキーのボビー・マルチネス(USA)、アドリアノ・デ・ソウザ(BRA)も、ここベルズでは、経験豊富なベテラン達に完全に押さえ込まれてしまいました。パンチョ・サリバン(HAW)、ボビー・マルチネス(USA)の2名がR4まで勝ち上がったのが最高位です。アドリアノ・デ・ソウザ(BRA)に至っては、R1を3位、R2で早くも敗退しています。

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次回第3戦は5月4日(木)からタヒチ/チョープーで開催されるビラボンプロとなります。ケリーの独走にいったい誰がストップさせるのか!? アンディーの巻き返しは!? など見所満載です!

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■結果
1位:ケリー・スレーター(USA)
2位:ジョエル・パーキンソン(AUS)
3位:ルーク・ステッドマン(AUS)
3位:マーク・オクルーポ(AUS)

■レイティング
1位:ケリー・スレーター(2400p)
2位:タジ・バロウ(1632p)
2位:ジョエル・パーキンソン(1632p)
4位:ボビー・マルチネス(1476p)
5位:アンディー・アイアンズ(1464p)