非会員上部PR枠用
 

WCTウィメンズ第7戦 リップカールマリブ終了

2005-10-10 更新
1128924328_winners
現地時間10月8日(日)、カリフォルニアのマリブにて開催されていたWCTウィメンズの第7戦「リップカール・マリブ・プロ」は、ツアー13年目のベテラン、オーストラリアのトゥルーディ・トッドの優勝で幕を閉じました。
今大会ではレイティング上位3人が揃ってクォーター・ファイナルで敗れるという波乱が起きました。

---------------
■がんを克服、5年ぶりの勝利

優勝したトゥルーディ・トッドにとっては嬉しい5年振りの勝利で、総合レイティングも7位にジャンプアップ。

実は、勝利から遠ざかっていた5年間は彼女にとって、実に苦しい期間でした。背中の故障に始まり、2回もがんの手術を受けての奇跡のカムバックは称賛に値する結果です。

ファイナルでは同じオーストラリアの親友サマンサ・コーニッシュと対戦。しかも、クォーター・ファイナルでは、サマンサが優勝候補でツアー・レイティングのトップを走るソフィア・ムラノビッ チを、そしてトゥルーディが2位のチェルシー・ジョージソンをそれぞれ敗ってのファイナル進出だけに、2人の親友はお互いに価値ある1、2フィニッシュを称え合いました。

---------------
■ワールドチャンプ争いは?

WCTウィメンズ2005は、11月12~24日のハレイワと、12月8~19日のマウイの2戦を残すのみとなり、タイトル争いも白熱してきました。

現時点でタイトル獲得のチャンスが残っているのはソフィア・ムラノビッチ、チェルシー・ジョージソン、メーガン・アブボ、レイン・ビーチェリーの上位4人に絞られました。

残り2戦にソフィア・ムラノビッチ、チェルシー・ジョージソンのいずれかがクォーター・ファイナル進出を決めれば、3、4位の2人には優勝のチャンスがなくなります。また、2位のチェルシー・ジョージソンが逆転するには、次のハレイワで最低でもセミファイナル進出が条件となるだけに、やはりソフィア・ムラノビッチがタイトルに一番近い位置にいるといえます。


--主な結果----------

■Final
トゥルーディ・トッド(15.00)
サマンサ・コーニッシュ(13.50)

■Semi-Finals
H1:
サマンサ・コーニッシュ(15.75)
メーガン・アブボ(9.00)
H2:
トゥルーディ・トッド(14.25)
メラニー・レッドマン・カー(12.60)

■Quarter-Finals
H1:
メーガン・アブボ(12.50)
ケアラ・ケネリー(9.50)
H2:
サマンサ・コーニッシュ(16.00)
ソフィア・ムラノビッチ(13.35)
H3:
トゥルーディ・トッド(12.75)
チェルシー・ジョージソン(10.75)
H4:
メラニー・レッドマン・カー(14.75)
レイン・ビーチェリー(7.50)