WCT第9戦フランス クォーターファイナル終了
2005-09-30 更新
現地時間9月30日(金)、フランスにて開催中のWCT第9戦「クイックシルバー・プロ・フランス」のクォーター・ファイナルまでが終了! ケリー・スレーターがダミアン・ホブグッドにやぶれ、アンディ・アイアンズが弟のブルース・アイアンズを容赦なく下したことにより、ワールド・タイトルの行方は次節以降に持ち越しとなりました。ケリーは意地でレフトのディープなチューブをメイクするものの7点台。最後に乗った一本も6点台と、ダミアンの影すら踏むことなくここで力尽きました。
そしてこのケリー敗退という結果を目の当たりにして燃えたのが、現在ツアー2位のアンディ・アイアンズ。対戦相手は弟のブルースでしたが、容赦なくいきなりレフトの大きなバレルにドロップ! 誰もがクローズかと思ったその波を、なんと見事に抜けてメイク。5秒近くは入っていただろうか。そしてジャッジも満場一致のパーフェクト10ポイント。ブルースも負けずに8点台のチューブをメイクするも、タイトルレースにわずかな望みをつなぐ兄の気迫の前になす術なく、アンディがセミ・ファイナル進出を勝ち取ったのでした。
そのほか、Heat1ではビクター・リーバス、Heat4ではタジ・バロウが、それぞれ勝利しセミ・ファイナルへの進出を決めています。
今後の結果につきましても情報が入り次第お伝えしていく予定です。お楽しみに!
■セミ・ファイナル対戦予定
HEAT1
Victor Ribas
Damien Hobgood
HEAT2
Andy Irons
Taj Burrow