WCT第9戦フランス開幕
2005-09-26 更新

波のサイズは6ftでディープなバレルも出現し、チューブやエアなど難易度の高いライディングの応酬にフランスの観衆からはため息が洩れていました。
今回のワイルドカードはWQS6位のハセゴー・ローカル、ミカエル・ピコン(FRA)とパトリック・ベベン(FRA)、デーン・レイノルズ(USA)、ジェレミー・フローレス(REU)の4人に加え、首の怪我で棄権となったトビー・マーチン(AUS)らに替わりにマッズ・クイン(NZ)、ティアゴピアレス(PRT)が出場。
そしてレイティング3位、4位のミック・ファニング、トレント・マンローがそれぞれ、地元ワイルドカードのミカエル・ピコン、パトリック・ベベンに敗れるという波乱が起きました。
またHEAT12までを終了したところでは、ケリー・スレーター、アンディ・アイアンズともにRound3への進出を決めています。
ケリーはテイクオフから思い切りドロップインチューブ、リップ、フローターなど自由自在に波を操り、この日最高となる17.33ptをたたき出しました。
アンディがヒート交替でケリーと海の中ですれ違う時に、「ハワイのバックドア並みのバレルだね!」といっていたそうです。アンディはここフランスのディープなビーチブレイクをホーム、ハワイに例え、ケリーにプレッシャーを与えようとしたのかも!?
ケリーも本大会含めて残り4戦、アンディに対して決して手を緩めない気合いを示し、正にガチンコ勝負となっています。
その他では、タジ・バロウが17.17ptのハイスコアでオッキーとデーン・レイノルズを敗りRound3へ。ツアー後半に徐々に順位を上げてくるタジ・バロウはタイトルレースのダークホース的存在で目が離せません。また、ブルース・アイアンズが2本目に乗った波でパーフェクト10を記録し、Round3へ。ハセゴーのバレルはハワイのブレイクコンディションと類似しているようで、若干有利だったのかもしれません。
これまでの主な結果は以下の通りです。今後の動向につきましても情報が入り次第「BCニュース」にてお伝えしてまいります。お楽しみに!!
■Round1結果と対戦予定
HEAT1
Damien Hobgood 1
Michael Lowe 3
Tim Curran 2
HEAT2
Cory Lopez 1
Marcelo Nunes 3
Shea Lopez 2
HEAT3
Nathan Hedge 2
Paulo Moura 1
Kirk Flintoff 3
HEAT4
C.J.Hobgood 1
Travis Logie 3
Renan Rocha 2
HEAT5
Phillip MacDonald 1
Darren O’Rafferty 3
Guilherme Herdy 2
HEAT6
Taj Burrow 1
Mark Occhilupo 3
Dane Reynolds 2
HEAT7
Trent Munro 3
Peterson Rosa 2
Patrick Beven 1
HEAT8
Kelly Slater 1
Luke Egan 3
Jeremy Flores 2
HEAT9
Andy Irons 1
Taylor Knox 2
Maz Quinn 3
HEAT10
Mick Fanning 2
Rechard Lovett 3
Mikael Picon 1
HEAT11
Dean Morrison 1
Sunny Garcia 3
Shane Beschen 2
HEAT12
Bruce Irons 1
Lee Winkler 2
Tiago Pires 3
(以下予定)
HEAT13
Fredrick Patacchia Jr
Bede Durbidge
Luke Stedman
HEAT14
Tom Whitaker
Chris Ward
Raoni Monteiro
HEAT15
Jake Paterson
Kalani Robb
Tim Reyes
HEAT16
Daniel Wills
Victor Ribas
Greg Emslie