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WCT第8戦トラッセルズ はケリー優勝!

2005-09-19 更新
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現地時間9月18日(日)、カリフォルニアのロウワー・トラッセルズにて開催されていたWCT第8戦「ブーストモバイル・プロ」にて、ケリー・スレーターが今シーズン4度目の優勝を果たしました!!
予想では大きなスウェルによるファイナルデー開催!?と噂されていましたが、そこまでのサイズアップはなかったものの、4~6ftのまずまずのコンディションとなりました。

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■ケリーが見事な逆転勝利!
ファイナルは今シーズン2度目のファイナル進出となるフィリップ・マクドナルドとの対戦。フィルはファーストライドで6.83ポイント、そして一度ケリーにリードを譲ったもののすかさず8.17ポイントのハイスコアをメイクし、序盤から終盤までこのヒートの主導権を握っていました。しかし、ケリーは残り5分前に掴んだ波でエアー、大きなフローターと滑らかなマニューバを決め、9.07のハイスコアで逆転!見事今シーズン4度目の優勝を飾りました。
「驚きだよ。ここ最近の3回のファイナル(Jベイ、日本、トラッセルズ)ではいずれも残り5分で勝負が決まっているからね。南アフリカでアンディに残り30秒で逆転したし、日本では残り5分でアンディが逆転。そして今日の逆転劇さ。誰が見ても興奮するだろうね。」とケリーは語りました。

■フィルも自己最高レイティング
ケリーに敗れたものの、今回の2位獲得により、フィルはWCTレイティングを自己最高となる5位まであげました。
「3分間、海がフラットであることを願っていたんだけどね。波が通り抜けたとき、8.5ポイントは出る波だなって思った。そして、ケリーが乗っていったんだ…。彼は必要なポイントを見事取ったってことさ。ファイナルに残れて良かったよ。」とフィルは語りました。

■ケリーがタイトルレースを独走中!
ケリーの最大のライバルでありレイティング2位のアンディ・アイアンズは、クォーターファイナルでフィルに敗れました。また、トレント・ムンロもここで敗れる結果に。これにより、レイティング1位をキープするケリーと追う2位アンディとの差は約1000ポイントと広がり、ケリーの7度目となる王者奪還がグッと近づいてきました。

2005年度のWCTは残すところ3戦。次節はフランスで現地時間23日から開幕となる「クイックシルバープロ・フランス」です。選手たちは休む間無くフランスへ向かいます。こちらにつきましても情報が入り次第お伝えしていく予定です。お楽しみに!

主な結果は以下のとおりです。


■Final
Kelly Slater 15.40
Phillip MacDonald 15.00

■Semi Finals
Heat-1
Taj Burrow 12.84
Kelly Slater 17.40

Heat-2
Phillip MacDonald 16.07
Mick Fanning 15.17

■Quarter Finals
Heat-1
Taj Burrow 15.83
Trent Munro 14.93

Heat-2
Kelly Slater 17.10
Kalani Robb 11.67

Heat-3
Andy Irons 15.34
Phillip MacDonald 15.44

Heat-4
Mick Fanning 16.03
CJ Hobgood 15.17

■Round4
Heat-1
Taj Burrow 17.57
Jakke Paterson 14.27

Heat-2
Taylor Knox 15.50
Trent Munro 16.00

Heat-3
Kalani Robb 11.17
Tim Reyes 11.00

Heat-4
Troy Brooks 欠場
Kelly Slater

Heat-5
Andy Irons 16.84
Richard Lovett 10.33

Heat-6
Phillip MacDonald 14.17
Greg Emslie 12.87

Heat-7
Mick Fanning 16.00
Paulo Moura 7.66

Heat-8
CJ Hobgood 17.00
Victor Ribas 15.07