WCT最終戦 リップカールカップ ファイナル終了!
2001-12-08 更新
WCT最終戦、そしてトリプルクラウン第2戦のリップカールカップの続報が入ってきました! イベントは現地12/7にラウンド3からファイナルまでの全日程が終了し、ワイルドカードで出場したハワイアンのマイルス・パダカがミック・ローをファイナルで破って、見事優勝を物にしました! 8-10ftのクリーンコンディションの中行われたラウンド3で、マイルスはWCTルーキーのトレント・ムンローを、クォーターファイナルではレナン・ロシャを、セミファイナルではカラニ・ロブをそれぞれ破ってファイナルへ勝ち上がりました。一方、ミックはクォーターファイナルでこの日のベストシングルスコアーの9.85を含む、このイベントのベストトータルスコアー24.85でシェーン・ベッシェンを撃破し、セミファイナルではピーターソン・ロサを破って、2年連続でWCT最終戦のファイナルへ進みました。そしてファイナル。自分のゲームプランに専念したというマイルスは波を良く選んで、最後の3本でスコアーをまとめミックを破ってこのイベントを制しました。“夢みたいだ、本当なの? 誰かつねって(笑)”と語っていたマイルスは賞金$30,000をゲット! 同時にトリプルクラウンのレイティングでもトップとなりました。また、ミック・ローはファイナルで負けてしまいましたが、WCTのファイナルレイティングは29位から8位にジャンプし来年のWCTスポットをゲットしました。同じくセミファイナルで敗退したカラニ・ロブは18位から5位へ、ピーターソン・ロサも7位へファイナルレイティングを上げて今年のカットを免れました。今年2001年のWCTはヨーロッパレッグが中止となり一時はどうなるのかと思いましたが、このリップカールカップも開催され、CJホブグッドがワールドタイトルを獲得して幕を閉じました。来年はケリー・スレーターが復帰するし、今年のウヤムヤを吹き飛ばすような盛り上がりを期待したい所です! さて、WCTは全戦終了となりましたが、トリプルクラウンは第3戦のパイプラインマスターズが残っています。去年はロブ・マチャドがパイプマスターとなったこの大会も、もちろんお届けして行きますので、お楽しみに!

