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リップカールカップ再開! CJホブグッド ワールドタイトル獲得!!

2001-12-07 更新
ハワイのサンセットビーチで行われているWCT最終戦のリップカールカップは、長~いウエイティングに終わりを告げ、現地12/6日に大会再開! ラウンド2とラウンド3のヒート3まで終了し、CJホブグッドが今年のワールドタイトルを獲得しました!! この日のサンセットは快晴で、コンディションも終日8-12ftのオフショアと最高の1日となった模様。そんな中、ワールドタイトル候補9人のうちの1人で現在レイティング2位のオッキーはベン・ブルジョアに敗退。そして、レイティング6位でトリプルクラウンリーダーのアンディー・アイアンズもレナン・ロシャに敗れました。そのあとで登場したレイティングトップのCJは、地元ハワイアンのワイルドカード選手マイルス・パダカと対戦。最後まで接戦となったこのヒート、終盤で優先権を失ったCJを横目にマイルスはこのヒートのラストウェイブにテイクオフし、必要だった2.32以上をマークして逆転! なんとCJはここで敗退してしまったんです。そして、この時点でワールドタイトル候補は6人残っていて、セミファイナル以上の成績を残せばレイティングでリードしているCJを逆転可能となりました。そんな状況で登場したレイティング8位のワールドチャンプ、サニー・ガルシアはWQSトップのワイルドカード選手、ミック・ファニングに敗れ、レイティング3位のコーリー・ロペスもシェーン・ベッシェンに撃沈。レイティング4位のテイラー・ノックスはヒート25分でスコアーがついたのは6.5の1本のみでラッセル・ウインターにやられてしまい、レイティング7位のシェーン・パウエルも同様にトータル7.05というスコアーでマイケル・ローに敗れてまうという展開。さらに、ラウンド3へ進んだレイティング5位のジェイク・パターソンはカラニ・ロブと当たり、途中で逆転され負けてしまい、ラウンド3まで勝ち残ったレイティング9位のダニエル・ウィルスのみに逆転の可能性が残されました。そこで、彼が当たったのはCJの友達、ベン・ブルジョア。ラウンド2でオッキーを破ったベンは、なんとこのヒートも終始優位に立ってダニエル・ウイルスを破ったんです。このベン・ブルジョアの勝利によってCJを逆転できる選手は居なくなり、CJがワールドチャンプとなったという訳です。そのCJは「自分自身、なんだか分かってないよ。どうでもいいやと思いながらパイプへ向おうと思ったら彼ら(ASP)に戻ってきた方が良いって言われたんだ。今年はハワイでダメだったし、ハレイワでも良くなかったし、今日負けた時は心の中で悔し泣きしたけど、今は嬉しくて泣いてるよ(笑)」「彼(ベン・ブルジョア)に自分の運命を決めてもらうなんて考えてもいなかった。オッキーを破って、そして“ウィルジー(ダニエル・ウィルス)”まで破ったなんて…。借りはでかいよ。でかすぎて返せないね。(笑)」とコメントしていました。ちなみに、イベント優勝なしでタイトルを獲得したのは26年ぶりだそうで、ピーター・タウンエンドについで2人目だそうです。さて、この日はラウンド3のヒート3まで終了したんですが、この後ヒート4以降にダミアン・ホブグッド、ルーク・イーガン、シェーン・ベッシェン、マイケル・ローなどが出場予定。もし、ダミアンがファイナルまで勝ち上がると、レイティングで2位にジャンプアップし、兄弟で1・2フィニッシュとなるそうなので、まだまだこのイベント要注目といった所です。では、続報をお楽しみに!