WCT第5戦リユニオンはミック・ファニング優勝!!
2005-07-02 更新
現地時間7月1日(金)、インド洋の仏領リユニオン島にて開催されていたWCT第5戦「リップカール・サーチ・WCT」にて、オージーのミック・ファニングが優勝を果たしました!! ファイナルではフィリップ・マクドナルドを相手に17.10ポイント対5.30ポイントと大差をつけての見事な勝利となりました。---------------
■ミック・ファニングがファイナルで完勝
ミックはそもそもワールド・タイトルにチャレンジしたがっているサーファーの一人でしたが、この日はクォーター・ファイナル、セミ・ファイナル、そしてついにはファイナルへと進出し、今年のワールド・タイトルへの有力候補であることを証明しました。
ミックの最初の一本は5.5ポイントの堅実なライディング。そして3本目のトライでとてもスムーズな8.0ポイントを出し、5本目には9.10ポイントを出して1位を確実なものとし、フィリップはセミ・ファイナルまでの素晴らしいライディングを披露する間もなく敗れました。
ファイナルのスコアは、フィリップのサーフィンのレベルを必ずしも示してはいませんが、しかしミック・ファニングの完璧なコンディションと集中力をはっきりと現していると言えるでしょう。
今、ファニングが来てます!
---------------
その他では、ジェイク・パターソンとピーターソン・ロサが3位。ダニエル・ウィルス、ダレン・オラファティ、コリー・ロペス、ネイサン・ヘッジが5位となりました。
今大会では、ツアーの上位陣が相次いで敗退。ツアー・リーダーのケリー・スレーター、ワールド・チャンプのアンディ・アイアンズ、第3シードのジョエル・パーキンソン、ツアー2位のトレント・マンローらが相次いでRound4までに姿を消したため、目立ってツアー順位を上げたのは優勝したミック・ファニングのみ。ミックの順位は3位となり、今シーズンのタイトル争いがかなり面白くなってきました。
次節は7月12~22日に南アフリカはジェフリーズ・ベイにて予定されている「ビラボン・プロ」です。今後のWCTの状況につきましても、情報が入り次第、「BCニュース」などでお伝えしていく予定です。
お楽しみに!!
---------------
(主な結果)
■Final
1.Mick Fanning
17.10
2.Phillip MacDonald
5.30
■Semi-Finals
HEAT1
2.Jake Paterson
12.27
1.Mick Fanning
16.00
HEAT2
2.Peterson Rosa
13.00
1.Phillip MacDonald
14.16
■Quarter Finals
HEAT1
2.Daniel Wills
9.83
1.Jake Paterson
11.00
HEAT2
1.Mick Fanning
14.16
2.Darren O'Rafferty
8.23
HEAT3
1.Peterson Rosa
13.67
2.Cory Lopez
9.17
HEAT4
1.Phillip MacDonald
16.33
2.Nathan Hedge
12.84
■WCTツアー順位
1.Kelly Slater
4142P
2.Trent Munro
3876P
3.Mick Fanning
3820P
4.Andy Irons
3564P
5.C.J.Hobgood
3321P
6.Cory Lopez
3165P
7.Nathan Hedge
3033P
8.Taj Burrow
3028P
8.Fredrick Patacchia Jr
3028P
10.Joel Parkinson
3000P