WCT第2戦 Rip Curl Proレポート!
2005-03-31 更新
3月31日(現地時間)、オーストラリアのフィリップアイランド、ウーラマイビーチにて開催されていたWCTメンズ第2戦『Rip Curl Pro』は地元オーストラリアのトレント・ムンローの優勝で幕を閉じました。これは、ムンローにとってWCTでの2度目の優勝でした。-------------------
■ムンロー、ツアーレイティングでもトップに
クリーンではあったものの不安定な1-3フィートのコンディションの中、ムンローはファイナル開始早々波を掴み、6.17ポイントを獲得。対するアンディ・アイアンズのファースト・ライディングは7.5ポイント。アンディはその後も安定したポイントを獲得していきましたが、ムンローが勝負をほぼ決定付けた8.57ポイントを叩き出し、そのまま逃げ切りました。
ムンローはニューサウスウェールズ州出身の26歳。今回の勝利でツアー・レイティングのトップに立ちました。
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■アンディ、優勝逃すもレイティングで好位置に
アンディはクォーター・ファイナルでダミエン・ホブグッドを下し、セミファイナルでは猛烈なライディングでコリー・ロペスに勝ち、今大会のセカンド・ベストスコアとなる18.96ポイントを獲得。
アンディは今回の敗北を残念に思っていますが、4大会連続での入賞、また前回のクイックシルバー・プロでの5位と今回の2位という結果で現在レイティング3位につけています。また、過去5年間のRip Curl Proで2001年と2004年にセミ・ファイナル進出、2002年と2003年にはチャンピオンとなっています。
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前回のクイックシルバー・プロの優勝者、ミック・ファニングはRound4でアンディ・アイアンズに敗れましたが、レイティングではムンローに次ぐ2位に位置しています。
今回はRip Curl Pro史上初となるベルズ・ビーチでのコンテスト開催不可というコンディションに見舞われ、3月27日時点での予報により、ベルズ・ビーチよりも約200キロ東に位置するウーラマイ・ビーチへの移動をやむなく決定しました。関係者は今後同じ様なことが起こらないよう願っています。
次の大会はBillabong Pro、5月5日から17日にタヒチで開催される予定です。こちらにつきましても情報が入り次第、お伝えしていく予定です。お楽しみに!!
《Rip Curl Pro結果》
■Final
1.Trent Munro(Aus)
16.57
2.Andy Irons(Haw)
15.07
■Semi Finals
Heat-1
1.Andy Irons(Haw)
18.96
2.Cory Lopez(USA)
17.13
Heat-2
1.Trent Munro(Aus)
17.23
2.Daniel Wills(Aus)
14.67
■Quarter Finals
Heat-1
1.Cory Lopez(USA)
17.20
2.Richard Lovett(Aus)
16.43
Heat-2
1.Andy Irons(Haw)
17.77
2.Damien Hobgood(USA)
13.50
Heat-3
1.Daniel Wills(Aus)
15.83
2.Darren O'Rafferty
(Aus)
15.70
Heat-4
1.Trent Munro(Aus)
19.00
2.Taj Burrow(Aus)
15.07
■Round 4
Heat-1
1.RIchard Lovett(Aus)
13.76
2.Luke Egan(Aus)
13.34
Heat-2
1.Cory Lopez(USA)
16.44
2.CJ Hobgood(USA)
14.54
Heat-3
1.Damien Hobgood(USA)
15.93
2.Dean Morrison(Aus)
13.40
Heat-4
1.Andy Irons(Haw)
14.50
2.Mick Fanning(Aus)
12.34
Heat-5
1.Daniel Wills(Aus)
16.03
2.Joel Parkinson(Aus)
12.83
Heat-6
1.Darren O'Rafferty(Aus)
13.70
2.Jake Paterson(Aus)
11.10
Heat-7
1.Trent Munro(Aus)
18.70
2.Bede Durbidge(Aus)
15.73
Heat-8
1.Taj Burrow(Aus)
16.43
2.Troy Brooks(Aus)
11.47