WCTウィメンズ SPCフルーツプロレポート!
2005-03-29 更新
3月27日(現地時間)、オーストラリアのベルズビーチで開催されていたWCTウィメンズの第2戦『SPCフルーツプロ』は現ワールドチャンピオンのソフィア・ムラノビッチの優勝で幕を閉じました。-------------------
■ソフィア、今季初勝利!
決していい波とは言えない2-3フィートのコンディションの中、ソフィアはファイナルでオージーのセレナ・ブルックと対戦。セレナは好スタートを切っていたものの、ソフィアはそれを上回る活躍ぶり。スコアはソフィア15.83ポイント、セレナ11.83ポイントという結果。昨年3勝を収めているソフィアは、それまでに6年間ワールドチャンピオンに君臨していたレイン・ビーチリーに代わりタイトルを獲得したことで話題となりましたが、彼女にとって今回の優勝は、WCT初参戦から3年目にして既に通算4度目の勝利です。
この日はレインを含む5人のオージー、合計8人でのクォーター・ファイナルが行われ、ベルズで3度のタイトル獲得をしているレインはその名に恥じないライディングをするべく健闘しましたが、ハワイアンのメーガン・アブボに敗れました。
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■メーガンはレイティング首位をキープ
クォーターファイナルでレイン・ビーチリーを下したメーガンはセミファイナルでソフィアと対戦し、この日のセカンド・ベストスコアだったソフィアの9.17により退けられました。第1戦でも準優勝だったメーガンは、この大会では最終的に3位となりましたが、レイティング上は現在トップです。
一方、ソフィアは今回の優勝で8位から2位へ、またファイナル進出をしたセレナは8位から3位へとそれぞれレイティングを上げています。
ちなみにセレナは1998年と1999年WCTで年間2位となっていますが、今年は2001年以降では初めてトップ20入りを果たしており、今大会でも17位からのスタート。ケガに悩まされ続けた過去3年間からの復帰をアピールしました。
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なお、数日間コンディションが整わずウェイティングだったメンズWCT第2戦『Rip Curl Pro』も、会場をベルズビーチからフィリップアイランドへと移動し、現地時間28日よりRound1が開始されています。
こちらにつきましても情報が入り次第、お伝えしていく予定です。お楽しみに!
《SPCフルーツプロ結果》
■Final
1.Sofia Mulanovich(Per)
15.83
2.Serena Brooke(Aus)
11.83
■Semi Finals
heat-1
1.Sofia Mulanovich(Per)
15.67
2.Megan Abubo(Haw)
14.93
heat-2
1.Serena Brooke(Aus)
15.94
2.Claire Bevilacqua(Aus)
6.60
■Quarter Finals
heat-1
1.Megan Abubo(Haw)
15.17
2.Layne Beachley(Aus)
9.67
heat-2
1.Sofia Mulanovich(Per)
16.16
2.Melanie Redman-Carr(Aus)
13.10
heat-3
1.Serena Brooke(Aus)
12.20
2.Trudy Todd(Aus)
10.50
heat-4
1.Claire Bevilacqua(Aus)
15.23
2.Keala Kennelly(Haw)
12.90