トリプルクラウン第1戦 G-Shock Hawaiian Pro
2001-11-19 更新
だんだん寒くなって、朝夕のサーフィンがだんだん厳しくなっていくこの季節。異国のハワイではシーズンイン! 冬のハワイといえば…トリプルクラウンですよね!? そのトリプルクラウンの第1戦、G-Shock Hawaiian Pro(WQS6スター)が現地11/15にハレイワでいよいよスタートしましたよ~! ファーストデイとなった15日は、コンスタントに6-8ft(フェイス)くらいあって、途中風が入ったみたいだけど、最初と最後はパーフェクトコンディションとなったようです! そんな中、ラウンド1とラウンド2のヒート3まで終了しました。ヒート1では地元ハワイアンが12ヒート中7ヒートで1位通過する強さ! 顔ぶれはといいますと、ロス・ウィリアムス、カイポ・ハキアス、パンチョ・サリバン、ジェイミー・オブライエン、ジョエル・センティオなどなど。彼らを筆頭にコナン・ヘイズ(Haw)、デレク・ホー(Haw)、マイケル・ホー(Haw)、ジョン・ゴメス(Haw)、ティム・カラン(USA)、ギャビン・ベッシェン(USA)、マズ・クィン(NZ)などもラウンド2へ進出! しかし、続いて行われたラウンド2のヒート3までに、ジョン・ゴメスとティム・カランは敗退してしまいました。翌日にはラウンド2ヒート4からスタート! 16日のサイズは6ft(フェイス)前後で、弱めの風が吹いていた模様。そんな中で行われたラウンド2では、このラウンドのトップシード選手16人中半分以上が敗れるという波乱が起きました。犠牲者は…ファビオ・ゴウベイヤ(Brz)、ゼーン・ハリソン(Aus)、トッド・プレステージ(Aus)、パット・オコーネル(USA)など。さらに、地元ハワイのホー兄弟、シェーンとギャビンのベッシェン兄弟、ポルトガルのティアゴ・ピレスもこのラウンドで敗退してしまいました。逆に、ミック・ファニング(Aus)、ロイ・パワーズ(Aus)、ロス・ウィリアムス(Haw)、ジェイミー・オブライエン(Haw)、コナン・ヘイズ(Haw)、パンチョ・サリバン(Haw)、フレッド・パタッチア(Haw)、ダミアン・ホブグッド(USA)、ダン・マロイ(USA)、マズ・クィン(NZ)などは勝ってラウンド3へ進出。引き続き17日に、そのラウンド3がスタートしました。8ft前後で荒れ気味のコンディションだったようですが、それでも選手達は切れたマニューバーを見せていた模様! なかでもアンディー・アイアンズは今大会の初めてのパーフェクト10をスコアーして目立っていましたよ~。その他に、ワールドチャンプのサニー・ガルシア(Haw)、カラニ・ロブ(Haw)、ジョエル・パーキンソン(Aus)、ネイザン・ウェブスター(Aus)、アーマンド・ダルトロ(Bra)などがシードで登場し、順当に勝ち上がりました。しかし、同じシードで出場したシェイ・ロペス(USA)、マーク・オクルーポ(Aus)、WCTレイティングトップのCJホブグッド(USA)などのトッププロはこのラウンドで姿を消しました…。この日はラウンド3のヒート12で終了し、続きはニュースウェルが届く予報が出ている現地18日以降に開催予定です。さて、「日本の選手は出てないの?」という声が聞こえてきそうですが
…ラウンド1には小川直久、森哲太、大野修聖、脇田貴之が出場し、ラウンド3に牛越峰統が出場しましたが、残念ながら敗れてしまいました。
なお、同時に行われていたRoxy Pro Women'sは、17日にファイナルが終了。ファイナルの顔ぶれはリネット・マッケンジー(Aus)、チェルシー・ショージソン(Aus)、ジャクリン・シルバ(Brz)、メガン・アブボ(Haw)。ローカルのメガン・アブボ有利か?といわれたファイナルをジャクリン・シルバが去年に続いて征し、WQSのレイティングでもトップになりました。
では、また情報が入り次第お届けしします。

