フランスのWQS 6starでビード・ダービッジが優勝!!
2004-08-23 更新
現地時間8月22日(日)。フランスはラカナウにて行われていたWQSの6スター・イベントである「パシフィックモーション・プロ」において、オージーのビード・ダービッジが優勝を飾りました!最終日はウネリが弱まって波は2ftと下がってしまいましたが、決勝に残った4選手のモチベーションは高く、それぞれがラディカルなライディングで観客を楽しませてくれました。
まずは開始5分、オージー以外でただ1人決勝にコマを進めたクリス・ワードがレギュラーのバレルを見つけてメイク。続いて赤いジャージのビード・ダービッジが7.83Pの手堅いライディング。ビードはさらにグーフィーのsetを捕え、アウトから乗り継いで際どいリッピングを織り交ぜながらメイク。これが9.57Pとなって、ビードは優勝に向けて一直線となったのでした。
残り10分というところで、WCTサーファーであるクリス・デイビッドソンがトップに立つためにはあと9.83P必要でした。クリス・ワードがテイクオフしてエアと見事なリバース360°で何百人も集まっていた観客を沸かせました。このヒートはまるでWCTとWQSとの闘いの様でした。ダービッジとワードはWQSを代表する若手であり、クリス・デイビッドソンは今大会の参加選手の中では明らかにずば抜けたテクニックを持っているにもかかわらず、なかなか良い波を取らせてもらえなかったのです。そして最後にはビード・ダービッジが逃げ切り、優勝を手にしたのでした。
ちなみに今大会に参加していた日本人選手の中では、田嶋鉄兵と大野修聖の49位が最高でした。
主な結果は以下の通り。
Nokia Lacanau Pro 2004
Pacific Motion 6* WQS event
1st Bede Durbidge(AUS)
2nd Chris Davidson(AUS)
3rd Toby Martin(AUS)
4th Chris Ward(USA)