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クイックシルバープロ フィジー、キックオフ!

2004-05-26 更新
04'WCT第4戦となるクイックシルバープロフィジーが現地時間5月26日、タバルア島クラウドブレイクにてスタート!Round1の全てのHeatが終了しています。

この日、スタート時は5ftのエクセレントコンディションだったものの、徐々に波数も少なくなり、風の影響も出てしまっていました。

そんな中、ワイルドカードで出場したタヒチのアラン・リオウは、この日唯一のパーフェクト10ポイントを獲得!オッキー、サニー・ガルシアという強豪を退けています。
アラン・リオウは「フィジーのパーフェクトコンディションでオッキーとサニーを破る事が出来たなんて信じられない。2人は僕のヒーローだから本当にストークしている。あのバレルも抜けられるとは思わなかったけど、波が僕を押し出してくれたんだ」とHeatを振り返りました。

またディフェンディングチャンプのアンディも9.50ポイントを叩き出す安定したサーフィンで、なんなく1位通過を果たしています。
「タバルアは好きなポイントの一つだから、また戻ってくる事が出来て嬉しいよ。ここでは絶対に良い結果を出したいね。今年は2位が1回、3位が2回だから、今回は出来ればファイナルに進出して勝ちたいよ。今のボードは調子も良いし、試合を楽しめている。一番良い勝ちパターンになってきているよ」とアンディはコメントを残しました。

その後のHeatに登場したケリーは、ビクター・リバス、トム・キャロルと対戦。終盤近くにはケリーが1位になるものの、ビクター・リバスが最後のライディングで逆転!ケリーは敗者復活Roundへ進むことになりました。
勝ったビクターは「験(ゲン)をかついで、このまま髭を延ばそうかなぁ(笑)。ケリーもキャロルも好きなサーファーで子供の頃から憧れていたヒーローなんだ。彼らからは多くのものを学んだ。彼らのHeatに勝ったことは本当に嬉しい。今年は良い年になりそうだよ」と喜びを表していました。

そしてHeat10ではタジ・バロウが登場。14.50ポイントというトータルHeatスコアをまとめるものの、ワイルドカードのフレッド・パタッチアに破れています。
パタッチアは「良い波を取れたからリズムに乗れた。勝てて嬉しいよ。今日はオフにして、釣りにでも行こうかなぁ(笑)」とコメントしました。

その他、ダニー・ウィルス、ミック・ファニング、ブルース、コリー・ロペス、ティム・カランなどがRound3へ駒を進めています。
それではRound2の続報をお楽しみに!