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リップカールプロ Round2

2004-04-10 更新
オーストラリア・VIC・ベルズビーチで開催されている"The Rip Curl Pro"は、現地時間4/8に敗者復活RoundとなるRound2が3~4ftのグッドコンディションの中で行われました。

オーストラリアジュニアやワールドグロメッツのチャンピオンに輝いているワイルドカードで出場のベン・ダンは、オープニングHeatに登場し、ワールドランキング6位のキーラン・ピロウと対戦。若干18歳のベンは素晴らしいライディングで8.5ポイントを叩き出すと、キーランも負けじとポイントを重ね、熱いHeatが展開されました。終了間際に7.51ポイントリードしているベンに追いつこうと、キーランが最後のライディングで高得点を叩き出しますが、僅か0.4ポイント及ばず、キーランは敗退となりました。
勝ったベンは「いくつか良い波を取る事でストークしたよ。昨日の僕のHeatは良いライディングがなくて本当に駄目だったんだ。だから今日はとにかく2本のグッドスコアを出そうって思ってて、Heat中はずっとストークしてたんだ。こんなに出来るなんて思ってもみなかったよ(笑)。でも彼とサーフ出来たことは本当よかったと思う」とコメントを残しました。

また、トライアルの勝者アダムは地元の利を生かし、コリーロペスと対戦。昨年このリップカールプロで17位となった時と同じ板を使い、素晴らしいフォアハンドのマニューバーを描き、Roundアップを果たしました。アダムは「僕はいつもこの波(山のような)でサーフィンしているから、どれをとればいいのかよく判っていた。コリーはセットが入った時、1本目を狙っていたんだけど、僕はその裏に来ている方がグラッシーでいいって知ってたんだ。去年は僕にとって最初のWCTイベントでナーバスだったから自分らしいサーフィンが出来なくて・・・。実際に去年と同じ板に乗ってみても全然今回の方が調子いいんだ。次も頑張るよ」と話ししました。

現在レーティングをリードしているミック・ロウはHeat2に登場。なかなかいいスコアが出せなかったもののワイルドカードのスティーブン・ヒューズと対戦し、なんとかRound3へ駒を進めました。
「僕達のスコアは波がよくなかったことも影響していると思うけど、幸運の女神は僕に微笑んだんだ。ヒューズはベルズですごいサーファーなんだ。僕達はお互いにジュニアシリーズの頃から考えると15年も競争してきた。彼が33位に入ってこれてよかったと思う」とコメントを残しました。

その他、ディーン・モリソン、トロイ・ブルックス、オッキーなどがRound3への進出を果たしています。

それではまたの続報をお楽しみに!!