リップカールプロ スタート!!
2004-04-08 更新
オーストラリア・VIC・ベルズビーチにて、現地時間4/8、WCT第2戦となる"The Rip Curl Pro"がスタート!3~4ftのオンショアコンディションの中、Round1の全てのHeatが終了しています。
2大会連続でこの大会を制しているアンディは、Heat8に登場し、ビクター・リーバスとワイルドカードのベン・ダンと対戦。スタートから連続して7ポイントを叩き出したアンディは、序盤のリードを守り、順当にRoundアップを果たしています。
アンディは「スタートからストークしてたよ。まだ始まったばかりでサイズも小さかったけど、Round1を勝ってほっとしている。ここには何本か板を持ってきてて、それが本当にフィットしている感じなんだ。ただ良い波を捕まえて、あせらずに待てるってことなんだけどね。いいHeatを終えた後、皆がそれを認めてくれて祝福してくれるって最高だよ!キッズ達がストークしてるのを見るのも、また最高の気分だね」とコメントを残しました。
また、Heat6に出場したパーコことジョエル・パーキンソンは、この日のトップスコアをメイク!9.0、8.67ポイントを出し実力をみせつけました。相手となったトロイ・ブルックスもトレードマークの"スーパーマンエア"や360のマニューバーなどで注目を浴びますが、パウロ・モウラ同様、パーコに追いつけず敗者復活Roundへ進むことになりました。
Heatを終えたパーコは「本当に負けたくなかったんだ。ブルーコとはいい戦友なんだ。彼がエアリバースをみせた時、かなりいいスコアが出たって判ったんだ。ラッキーなことに僕には十分なスコアがあったし、最後に8.67ポイントも出せた。去年は順位も上がり小さなトロフィーも手に入れた。でも最後に大きなトロフィーを手にして勝利のベルを聞くこと以外は考えられないよ」と意気込みを語りました。
もう一つ注目のケリーはHeat9に登場。Heat開始直後から、スムーズなカービングで"Rincon"セクションを抜け、8.0ポイントを獲得。更に後半には8.5ポイントを叩き出し、CJとトライアルの勝者のアダム・ロバートソンを退けました。
ケリーは「前回のコンテストではRound1でCJに負けたから、彼にリベンジ出来て良かったよ。この板は1ヶ月くらい乗ってなくて、Heat直前に何本か乗ったら調子が良かったから使ってみたんだ。良い波がつかめたし、彼らがあまりいい動きが出来ない一方でずっとリード出来たんだ。僕はQSのイベントにはほとんど参加しないんだけど、シドニーではコンテストに参加しながら練習してきたんだ。そしてここ2週間で2連勝した。いい時間が過ごせたと思っているよ」とコメントしました。
また、膝のケガから見事な復活をとげたサニーガルシアは、オープニングライドで8.67のハイスコアをメイク。さらに8.07ポイントを叩き出し、カラニ・ロブやコリー・ロペスを寄せ付けることはありませんでした。
「僕はまだ体重も絞れてないし、膝だって完璧じゃないんだ。幸いなことにHeat開始10分でベストウェーブ2本に乗れたけど、本当にひどい頭痛があるし、本当にナーバスになることの連続だったよ。でもコリーとカラニに勝ててたことは嬉しく思うよ」と語りました。
その他、ミック・ファニング、タジ・バロウ、ネコ・パダラッツなども順当にRound1を1位で通過しています。
それではRound2の続報をお楽しみに!!