2004WCT キックオフ!!
2004-03-03 更新
現地時間3/2、オーストラリア・GC・スナッパーロックスにて、2004年初戦となるクイックシルバープロが3~4ftのグッドコンディションでキックオフ!この日Round1の全てのHeatが終了しています。Heat8に登場した2年連続ワールドチャンピオンのアンディ・アイアンは、序盤こそスロースタートでしたが、中盤にはニアパーフェクトとなる9.80ポイントを叩き出し、そのまま独走!ワイルドカードのディーン・レイノルズと過去世界ランク3位の経験を持つルーク・イーガンを破り、開幕戦の初Heatを1位で突破しました。
そのアンディはヒートを終え「今年初めてのコンテストだし、エキサイトし過ぎて、興奮しまくった。深呼吸をしなくちゃいけないくらい、気持ちを落ち着かせるようにしていたんだ。僕がハイポイントを出した波は、掘れてくるだろうって判っていたから、タイトに保つことでメイクできたんだよ。上出来だったと思う。いい気分だ。33位にだけはなりたくなかったからね(笑)」とコメントしました。
一方、昨年惜しくも2位で終了したケリーは、2001ワールドチャンプのCJ、オーストラリアジュニアサーキットのチャンピオン、ルーク・ムンロに破れ、まさかの敗者復活Roundへ。
久々にコンテストに出場したCJは「最後にコンテストに出たのは去年の8月、カムバックできた上、勝つこともできてサーファーになって本当に良かったと思える。Heat中は本当に泣きそうだったよ(笑)本当に嬉しいね」と喜んでいました。
尚、ケリーは敗者復活Roundでワイルドカードのレイノルズと対戦します。そのケリーは「僕達は同じアルメリックの板を使っているし、スポンサーも同じクイックシルバー。ただ彼のほうが僕よりも12歳若いんだよね。彼は才能もあるし、今必要なのは経験だけ。Round2はきっと面白くなるだろうね」と話ました。
そしてトライアルの勝者、ゴスマンは、タジ、カラニと対戦。昨日も8.83という高得点を出し、本戦では「ロングライドとベストバレルを狙っていくよ」と話していたゴスマンは、1本目の波でエンドレスなバレルを掴み、9.57ポイントのベストポイントをマーク!一方、タジも負けじとポイントを重ね、終わってみればタジが僅かなリードを得て、Round3へジャンプアップしました。
その他、ディフェンディングチャンプであるディーン・モリソン、ジェイク・パターソン、オッキーなどがRound3へ駒を進めています。
それでは続報をお楽しみに!!