パイプラインマスターズ スタート!
2003-12-15 更新
いよいよトリプルクラウン、そしてWCTの最終戦となるXbox Gerry Lopez Pipeline Mastersが現地時間12/12にトライアルからスタートしました!この日は8~10ftのパーフェクトコンディション!WCTの選手が怪我などにより、出場を辞退したことで、いつもより多くのワイルドカードがパイプラインのスペシャリスト達に与えられました。
ワイルドカードを獲得したのはハワイのブルース・アイアンズ、フレッド・パタッチア、デレック・ホーなどの9名。日本からも小川直久と脇田貴之がトライアルに出場しました。脇田こそトライアルRound1を2位で通過するものの、残念ながらワイルドカード獲得までには至りませんでした。
翌12/13は、若干サイズダウンはするものの、6~8ft。そんな中、プロサーフィン史上、最も壮絶なチャンピオン争いを演じているケリーとアンディーが登場しました!
まずオープニングHeatとなったHeat8にアンディーが登場すると、8.53、8.5というベストHeatスコアを獲得し、ワイルドカードのカラニ・チャップマン、リッチー・ラベットを退け、ケリーにプレッシャーをかけます。
しかしケリーもそのプレッシャーを跳ね除け、カラニ・ロブ、ブライアン・パチェコを下し、Round3へジャンプアップを果たしています。
アンディーは「僕は最初に出るほうが有利だと思う。プレッシャーもかからないし、緊張してケリーを見たくないからね」とコメント。
一方、ケリーは「どちらにしても有利・不利な条件はあるよ。始めにアンディーが出ることで、どうすれば良いかが見えてくる。その分プレッシャーはあるけどね。まぁどちらにしろ、僕にもアンディーにもかなりのプレッシャーがあるよ」とコメントを残していました。
そしてこの日はRound2も消化。タイトルレースとは逆に、Round2で敗退したベテランのフラビオ・パダラッツ、シェーン・パウエル、ルーク・ステッドマン、シェーン・ドリアン、ダニロ・コスタなどは2004年WCTへの出場権を失ってしまいました。
そしてHeat5では、リップカールカップの勝者であり、トリプルクラウンのカレントリーダーでもあるジェイク・パターソンがブルース・アイアンズ、パターソン・ロサに破れるという番狂わせもありました。
尚、週明けには新たなスウェルが届く予報となっています。ファイナルデーとなる続報をお楽しみに!!