WLT最終戦 Oxbow Pro終了!
2003-11-18 更新
ニュージーランドのラグランで開催されていたWLT最終戦となるOxbow Pro Longboardは現地時間11/15に全日程を終了。ファイナルデーは4~5ftのややオンショアの入ったコンディションではあったものの、形良いレフトのブレイクを見せていました。
セミファイナルからスタートしたファイナルデーは、Heat1にジョエル・チューダーが登場。南アフリカのマシュー・モイアを下し、ファイナルへ進みます。
Heat2では、ボー・ヤングが3年連続チャンピオンのコリン・マクフィリップスと対戦。中盤からHeatをリードしたボー・ヤングがファイナルへ進出しました。
そしてBest3Waveへと変わったファイナルでは、ボー・ヤングがコンスタントに得点を重ねます。ジョエルも前半こそ何度かリードするものの、後半は逆転の為に、波を待ち続けますがそのまま終了。ボー・ヤングはトータル21.6ポイントを叩き出し、優勝を手にすると共に、2度目のワールドチャンプへとなりました。
ボー・ヤングは「凄くハッピーな瞬間だよ。優勝したのは信じられない。ジョエルは最高のサーファーだし、どんな波でも9ポイント台の高得点を出せると思っていたんだ。ジョエルに良い波が来なくて良かったよ。本当にストークした!自分のサーフィン人生の中でもベストだったね!」と喜びを語っていました。
また、ボー・ヤングは最高の結果を残し、コンペティターとしての引退を表明しています。
一方、セミファイナルまでは絶好調だったジョエルは、40分間のファイナルでのライディングは僅か3本。優勝すればワールドチャンプになっていましたが、ボー・ヤングの優勝には心から祝福を贈っていました。
尚、日本から参戦した鍋島杏里は、33位という結果に終っています。
Oxbow Pro Longboard
1st Beau Young(Aus)
2nd Joel Tudor(USA)
3rd Mathew Moir(SAfr)
Colin McPhillips(USA)
2003 ASP Longboard Ratings
1. Beau Young(Aus) 2,455
2. Joel Tudor(USA) 2,400
3. Bonga Perkins(Haw) 1,923
4. Colin McPhillips(USA) 1,905
5. Taylor Jensen(USA) 1,860