WCTブラジルRound3終了!
2003-11-04 更新
ブラジルで開催中のNova Schin Festivalは現地時間11/3、3~4ftでピーキーなコンディションのシルヴェイラで再開。Round3の全てのHeatが終了しています。この日もまた何千人ものギャラリーがビーチを訪れ、会場はヒートアップ!そんな中、スペインでは好調ぶりを発揮していたタジ・バロウがHeat13に登場。しかし今日はタジらしくないミスを連発し、元WCTでワイルドカードで出場のレナン・ロシャに敗れるという驚きの結果がでています。
勝ったレナン・ロシャは「ちょっとストークしたよ!WCTにカムバックしたいと思うし、僕のホームであるここで、しかもこんなにたくさんのギャラリーがいる中、ベストサーファーの彼に勝つことができたなんて・・・これは僕の中でも最高のキャリアになるよ。Heatの中で良い波をキャッチするのがとっても難しかったけど、Heat中盤でハイスコアをメイクできたのはよかった。タジは良い波を取れなかったんだ。だから僕がメイクできたんだけどね」とメディアに囲まれながら喜びを表現しました。
タジの敗退で気になるのはアンディーとケリーの結果ですが、アンディーはHeat8に登場し、地元タニオ・バレットと対戦。アンディーはHeat開始直後から、次々とハイスコアを叩き出し、タニオを大きく引離し圧勝!Round4へ進んでいます。
続くHeatにはケリーが登場し、ブラジルのワイルドカード、オディルレイと対戦。ケリーに終始リードをとられているにも関わらず、オディルレイはその日のベストウェイブを掴み、バックハンドアタックで8.5ポイントというHeatのトップスコアをメイクし、果敢に健闘します。しかし最後に優先権を使ったケリーが、トータルHeatスコアで上回り、なんとかRound4へ進みました。
試合後「アンディーが勝ったHeatを見て、少しプレッシャーがかかった。今は僕がトップにいるけど、まだ彼を引き離すまでの余裕はないんだ」とケリーはコメントを残しました。
また、リッチー・ラベットと地元ネコ・パダラッツのHeatでは、互いに一歩も譲らぬ接戦を演じますが、リッチーに軍配があがりました。
その他、ミック・ファニング、ジェイク・パターソン、パーコ、テイラー・ノックス、カラニ・ロブなどが順当にRoundアップを果たしています。
それではまたの続報をお楽しみに!