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WCTブラジルスタート!

2003-10-30 更新
現地時間10/28、メイン会場であるジョアキーナは、3~4ftの波はあるものの、南よりのオンショアが強く厳しめ。しかし南よりの風をオフショアとするシルヴェイラでは4~5ftのグッドコンディション!会場をシルヴェイラへ移し、Round1がスタートしました。

今シーズンも残り3戦となり、レイティングでケリーに逆転されたアンディーは、Heat8でジェイク・パターソン、ワイルドカードのファブリシオ・マチャドと対戦。しかし、このHeatを制したのはディープなチューブをメイクしたジェイクでした。そのジェイクはニアパーフェクトを叩き出した後も、パワフルなカットバックでトータルHeatスコア17ポイントをゲット!アンディーを寄せ付けず、Round3へジャンプアップを果たしています。
勝ったジェイクは「ここの波は、僕やタジのホームグラウンドと本当に似ていたんだ。僕達のお気に入りの波といってもいいくらいだったから、簡単に波をゲットできたし、本当にいい波をみつけられたんだ。あれはいいバレルだったよ。クリーンコンディションでバレルがアウトにあるから、皆ストークすると思うよ」とジェイクは喜びの声をあげました。

そして、先日のイベントで、レイティングトップに躍りでたケリーは相変わらず好調をキープ!ネイザン・ヘッジやワイルドカードのディエゴ・ロサと対戦し、他を寄せ付けない強さでRound3へ進んでいます。
Heatの終わったケリーは「Heatの内容は良かったよ。少しルーズなボードだからフィンだけを替えて使ったんだ。だからこのHeatに勝てたことは気分がいいよ。この先、どんな結果が出るのか判らないけど、アンディーがこのコンテストでワイルドカードに惑わされることはないと思う。彼はきっと僕を逆転しようと燃えていると思うし、彼のスタイルはすぐに取り戻せると思う」と語りました。

また、ケリーと同様に好調をキープしているタジ・バロウも、圧倒的な強さでRound3へ進みました。タジは「ここの波は面白いよ!でも他の選手がHeat中にどんどんいいスコアを出してきたから、僕も必死だった。僕はHeatの前にフリーサーフィンが出来なかったんだけど、かえってそれが良かったのかもね」とコメントを残しました。

翌10/29は、残っているRound1、Round2-Heat3まで終了。相変わらずジョアキーナはオンショアが続いている為、フロリアナポリス島の南端に位置するカルディアロに移動し、4~6ftのグッドコンディションて再開されました。

この日のオープニングに登場したのは、地元フラビオ・パダラッツ、ダニロ・コスタが、コリー・ロペスと対戦。地元の声援が集まる中、プレッシャーをはねのけたコリーが2人のブラジリアンを退けました。コリーは試合後に「まるでサッカーの試合をアウェイでしているみたいだったよ。Heatスポットにはブラジルの人がいっぱいで、しかも僕の対戦相手は2人ともブラジリアン。1本目のライディングの後にはブーイングのような歓声が聞こえたよ(笑)。でも、かえってそれが僕の闘争心に火をつけたんだ。タフにならなきゃいけないってわかってた。本当に良い波が取れてラッキーだったよ」と試合を振り返りました。

その他、Round1では、ミック・ファニング、パーコ、ネコ・パダラッツ、ルーク・ヒッチングスなどが順当にRound3へ進んでいます。

尚、Round2-Heat1では、アンディーが僅差でワイルドカードのファブリシオ・マチャドを退け、敗者復活を果たしています。また、ミック・ロウ、テイラー・ノックスもRound3へ進んでいます。

それでは、またの続報をお楽しみに!