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WCTスペインRound1続報!

2003-10-15 更新
コンディション不良によりウエイティングとなっていたビラボンプロは、現地時間10/14、4~5ftのオンショアコンディションの中、Round1-Heat2から再開されました。

この日、最も驚きの結果となったのは、タイトル争いに向けTOPを守り続けているアンディーが、前戦のクイックシルバープロのファイナルで下したフィルと、ワイルドカードのネーザンに敗退したHeatでした。
アンディーは早い時間帯にポイントを出し、リードをとりますが、その後が続かず、フィルやネーザンに逆転されてしまいます。終了のホーンがなった後、良い波を掴み、お気に入りのボードが着地時に折るほど大きなエアリアルを決めますが、ポイントにはつながらず、このRoundで敗退となってしまいました。
通常は、Round2が敗者復活となりますが、例外となっている今大会。アンディーはこれに対し「敗者復活がないコンテストなんてやるべきじゃない。こんなの僕たちのフォーマットにも無いし、この制度が決まった時、僕はそこにいなかった。それについて聞かれたことさえ覚えていないんだ。波も最悪だし、結構クローズアウト気味だった。ここではケリーかタジが勝つだろうね。それはそれでエキサイトするけど、僕にとっては嫌なことだよ。気持ちを入れ替えて次のブラジル戦で頑張るよ」とアンディーは不満と悔しさをコメントしていました。

尚、レイティングで2位を走るケリーは、ジェイク・パターソンとワイルドカードで出場のローカル、イケールと対戦。正確なターンやロングフローターで序盤から良いスコアを出し、TOPでRound2へ。またジェイクも2位で通過しています。
ケリーは「Round1を通過した事は満足な結果だね(笑)。アンディーがRound1で負けるなんて予想もしていたかった。彼は今年、ワイルドカードの選手に苦戦をしているね。多分、彼はワイルドカードがどれだけ有利なことか予想していないんだろうけど、コンディションがこんなんだからね。本当にトリッキーなんだよ」とケリーもまたコンディションの悪さを挙げました。

また、調子を上げてきているジョエル・パーキンソンは、トレント・ムンロ、サム・キャリーと戦い、ロングフローターやインサイドでチューブもメイク!TOPでRoundアップを果たします。他の2選手も健闘を繰広げますが、確実なスコアを出すムンロが2位でRound2へ進んでいます。
パーコは「最初から良いスコアがでたし、他の2人を引き離したと思った。インサイドセクションでは更に良いスコアが出せたしラッキーだったよ。他の2人はアウトで波を待っていたけど、全く逆のところにいるようにしていたんだ。それが良かったんだね。ここの波はすごい好きだけど、敗者復活が無いRoundは、神経が破壊されるようだったよ。今年はRound1を突破できずにいたから、ここでそれができてストークしているよ」と語っていました。

その他、Round1はHeat11まで終了していますが、ダニロ・コスタ、ティム・カラン、カラニ・ロブ、ディーン・モリソンなどが1位でRoundアップ!またタジ・バロウ、ミック・ファニングなども2位でRound2へ駒を進めています。

それではまたの続報をお楽しみに!