WCTフランス続報!
2003-10-07 更新
コンディション不良により延期となっていたクイックシルバープロは、現地時間10/6に4~5ftのバレルのあるグッドコンディションの中、Round2から再開されました。オープニングHeatを飾ったのはアンディーvsティアゴでした。アンディーはオープニングからインサイドで素晴しいチューブをメイクし、ずばぬけたエアリアルマニューバーを決めると、パーフェクトに近い9.67ポイントを獲得するバレルもメイク!トータルHeatスコア18.5ポイントという圧倒的な強さでティアゴを破りました。
アンディーは「ティアゴは本当にいいサーファーだけど、このHeatでは、相手が何ポイント出しているのかカウントするより、あせらずに自分が最大の敵だと思って望んだ。それが良い結果につながったと思うよ」と試合を振り返っていました。
またHeat15で、勢いのあるネコ・パダラッツを負かしたトレント・ムンロは「僕はネコが早い時間帯から波をキャッチするだろうと思っていたから、良い波が来るまでじっと待っていたんだ。その上、ハイパフォーマンスが出来てラッキーだった。こんな風にいいフィーリングでサーフ出来ることは本当に嬉しいね!このままうまくいく事を祈っているよ」とHeatを振り返っていました。
その他、Round2では、パーコ、ミック・ファニング、オッキーなどが順当に敗者復活を果たしています。
そしてRound3では、ギルヘルム・ハーディーが、前戦の覇者であるリッチー・ラベットを下し、Round4へ。ラベットの勢いを止めたハーディーは「バレルがいい感じで、僕はストークしたよ!今までのWCTではパーフェクトに近いポイントなんて出したことなかったからね(笑)。その後に出したスコアもすごくよかったし・・・・明日以降も気が楽に感じたあの波が残っててくれれば最高だよ!」と喜びのコメントを残していました。
また、最後に行われたRound3-Heat4では、タジ・バロウがニアパーフェクトの9.93、9.33ポイントを連発し、圧倒的な強さでRound4へ。その他、ミック・ファニングとダニエル・ウィルスもRound4へ駒を進めています。
尚、明日以降予定されているHeatは以下の通り。
Round3
Heat # 5
Michael Lowe(Aus)×Flavio Padaratz(Brz)
Heat # 6
Taylor Knox(USA)×Chris Davidson(Aus)
Heat # 7
Nathan Hedge(Aus)×Michael Campbell(Aus)
Heat # 8
Andy Irons(Haw)×Frederic Robin(Reun)
Heat # 9
Joel Parkinson(Aus)×Patrick Beven(Fra)
Heat #10
Victor Ribas(Brz)×Trent Munro(Aus)
Heat #11
Luke Egan(Aus)×Beau Emerton(Aus)
Heat #12
Mark Occhilupo(Aus)×Phillip MacDonald(Aus)
Heat #13
Kelly Slater(USA)×Troy Brooks(Aus)
Heat #14
Paulo Moura(Brz)×Peterson Rosa(Brz)
Heat #15
Kieren Perrow(Aus)×Fabio Gouveia(Brz)
Heat #16
Shea Lopez(USA)×Armando Daltro(Brz)