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WCTフランスRound1スタート!

2003-10-03 更新
現地時間9/30よりウエイティングに突入していたクイックシルバープロ・フランス。翌1日の午後から徐々にサイズアップしRound1がスタート!そして2日目は4ftのグッドコンディションの中、Round1の全てのHeatが終了しています。

大会初日となった10/1は、トビー・マーティンやマイケル・キャンベルなどのオージー勢が、圧倒的な強さで1位通過を果たす中、ブラジリアンのパウロ・モウラが、03'レイティング5位を走るミック・ファニングを抑え、Round3へ駒を進めました!そのモウラは「大事な初戦だからすごく集中したよ。良い波をキャッチしてベストを尽くそうと思った。僕は一年中トレーニングしているから、その成果を今大会で証明できたらって思うよ」と意気込みを語っていました。

そして2日目のオープニングとなったHeat7では、タジ・バロウがパーフェクトに近い9.33ポイント、そしてベストHeatスコアをも獲得!圧倒的な強さを見せたタジは、03'レイティングで3位につけていますが「Heatが始まった時は戸惑ったけど、コンディションにも慣れて良いスコアが出せたときはすごく嬉しかった。僕は今のランキングに満足しているし、幸せを感じている。これからどんなクライマックスが訪れるか興奮しているよ!!」とタイトル争いへの意気込みも語っていました。

続くHeatには、ワールドチャンプであるアンディーが登場しますが、精細を欠き3位で敗退。ジェイク・パターソンと共に敗者復活Roundへ進む事になっています。

Heat9ではカラニ・ロブが、ベストスコアとなる9.43ポイントを獲得するものの、素晴らしいバックハンドアタックを決めたワイルドカードで出場の地元パトリック・ベベンが、トータルHeatスコアで上回り、カラニ・ロブ、パーコを抑えるという番狂わせを演じました。

そして最も注目を浴びたのは、ケリーとディフェンディングチャンプのネコ・パダラッツが登場したHeat10。熾烈なタイトル争いを演じているケリーは、最初こそネコに対しリードを許すものの、レギュラーのロングライドで8.3ポイントを獲得!そのまま1位通過を果たしています。
ケリーは試合後のコメントで「ここ3週間ほどサーフィンしていない上、今日はニューボードを使ったんだ。だから、Round2が行われている間に練習できるから嬉しいよ。ネコはディフェンディングチャンプだから普段の大会と気合いが違う。そういった意味でも、彼に勝てたことは良かったね。それと、アンディーは今朝のHeatで負けたけど、今日の彼は彼らしくなかった。でも、彼のことだから絶対にすぐ勝ち上がってくることだろう。」と語っていました。

その他、Round1ではルーク・ステッドマン、ネーザン・ヘッジ、アーマンド・ダルトロ、シェア・ロペスなどがRound3へRoundジャンプアップを果たしています。

それではRound2以降の続報をお楽しみに!