Boost Mobile Pro ファイナル!!
2003-09-09 更新
カリフォルニア・トラッセルズで開催されていた03'WCT第7戦 Boost Mobile Proは、現地時間9/8に全日程を終了。見事優勝を飾ったのはオージーのリッチー・ラベットでした。ファイナルデーは若干サイズダウンとなったものの、2~4ftのグッドコンディションでRound4-Heat5が再開されました。
Heat6に登場したリッチー・ラベットは、常にHeatをリードする展開でディーン・モリソンを下すと、クォーターファイナルではパーコ、そしてセミファイナルでは、テイラー・ノックスを破りファイナルへ進出してきました。
ここまでディフェンディングチャンプであるルークや、好調のケリーを破り、快進撃を続けてきたテイラーでしたが、「僕は最後に優先権を使ってミスを犯してしまったよ。上手くいくと思ったんだけど、それよりも良い波がすぐ後ろからきていたんだ。リッチーにはやられたね。僕ももっといいコンペティターになるように頑張るさ(笑)」と敗戦を振り返っていました。
一方、好調をキープしていたタジも、クォーターファイナルでミック・ファニング、セミファイナルではブルースを破ったビクター・リバスを下し、ファイナルへ進んできました。
オージー同士の対決となったファイナルは、リッチー・ラベットがHeat開始早々、バックハンドアタックで8.0ポイントを叩き出し、WCT初優勝へ向け好スタートをきると、終了間際には、ファイナルでのベストスコアとなる8.07ポイントを獲得!タジも積極的に逆転を狙い、終盤に7.53ポイントを出すものの、常に先行するラベットに追いつく事は出来ませんでした。
優勝したラベットは「まるで夢をみているようだよ。トラッセルズは大好きで、波もお気に入りの一つなんだ。そして僕の好きなサーファーの一人であるタジと、ファイナルを戦うことができた事も夢のようだよ。ファイナルまで進んだのは初めてだし、ここまでくるのに8年間かかった。なかなか結果が出なかった6.7年間はフラストレーションの原因だったね。だから今日こそは、勝利を取るために全てを確実にしていったんだ。僕の人生で最高に幸せな瞬間だよ。これからもこの調子でいきたいね。」と喜びを語っていました。
尚、この勝利でラベットは、レイティングを17位に。そしてクォーターで負けたケリーも、1位のアンディーに僅か300ポイントまで迫っています。
結果は以下の通り。
Boost Mobile Pro
1st Richard Lovett(Aus)
2nd Taj Burrow(Aus)
3rd Victor Ribas(Brz)
Taylor Knox(USA)
5th Mick Fanning(Aus)
Bruce Irons(Haw)
Joel Parkinson(Aus)
Kelly Slater(USA)
Current Ratings After Boost Mobile Pro
1. Andy Irons(Haw)
2. Kelly Slater(USA)
3. Taj Burrow(Aus)
4. Joel Parkinson(Aus)
5. Mick Fanning(Aus)
6. Kieren Perrow(Aus)
7. Dean Morrison(Aus)
8. CJ Hobgood(USA)
9. Cory Lopez(USA)
10. Taylor Knox(USA)