ビラボンプロ続報!
2003-07-18 更新
南アフリカ・ジェフリーズベイ(J-BAY)にて開催されているビラボンプロが現地時間16日、前日同様に4ftのパーフェクトコンディションの中、Round2-Heat5までが終了しています。残されたRound1のHeatで最も注目されたのは、ケリーのトラブルにより、最終HeatにまわされたHeat6でした。
そのケリーは、Heat中盤を過ぎても良い得点を得る事が出来ません。また先日まで行われていたWQSでも優勝し、好調を維持していたネコ・パダラッツも、終了5分前、ルーク・ステッドマンに逆転となる8.0ポイントを獲得されてしまいます。ネコも終了間際に8.27ポイントの高得点を叩き出すものの、トータルHeatスコアでステッドマンに及ばず、良い所のなかったケリーと共に敗者復活Roundに進む結果となりました。
ルーキーであるルーク・ステッドマンは「僕が最も憧れているサーファーの1人、ケリーに勝つ事ができてストークしているよ!僕にとってJ-BAYはエキサイトできる場所のひとつで、ここに居れるだけですごくハッピーなんだ。それが今回、ケリーやネコのような選手達と近づくことができた上に、勝利まで手にしてしまうなんて・・・、僕はなんて言っていいか言葉が見つからない。恐ろしいことだよ(笑)」と喜びを露にしていました。
尚、ケリーは「僕の荷物が遅れて届き、その間、何もできなかったんだ。そして臨んだRound1は本当に悪夢を見ているようだったよ」話ていました。
その他、Round1では、リッチー・ラベット、フラビオ・パダラッツ、ダニー・ウィルス、パターソン・ロサなどがRound3へ。
また急遽、体調不良の為、キャンセルとなったカラニ・ロブに変わり、トライアルで3位となったシェーン・ホームズが、2時間かけて自宅からコンテスト会場へ戻り、ギルヘルム・ハーディー、ダニロ・コスタと対戦。1本目から8.83ポイントの高得点を獲得したホームズが圧倒的な強さでRound3へ駒を進めています。
そして、注目選手が復活を賭けるRound2では、Heat1からアンディーが登場。Round1でも対戦したワーウィックを全く寄せつけず、ワールドチャンプとしての存在を見せつけました。
試合後のアンディーは「次(Round3)のホームズとの戦いは、とてもハードなものになりそうだ。彼は多分、この大会の中で勝者となるトップ選手のうちの1人だよ!僕もHeatでは、なるべくミスをしないように、良いサーフィンができるように祈っているよ」とRound3への意気込みを語っていました。
Round2はHeat5まで進んでいますが、キーラン・ピロウ、コリー・ロペス、マイケル・ロウ、そして「足の怪我も80%は回復している」と話すケリーも、Round1とは違い、ベストスコア、ベストHeatスコアを獲得する圧倒的な強さでRound3へ敗者復活を果たしています。
尚、現地時間17日は、スモールコンディションの為、ウエイティングとなりました。
現地時間の20日には、波高が大きくアップする予想がでています。続報をお楽しみに!