アンディーが今シーズン 2度目の優勝!
2003-06-04 更新
2003'WCT第4戦クイックシルバーフィジープロは、現地時間3日までに全ての日程が終了。ファイナルはアンディー・アイアンズvsコリー・ロペスとなりました。現地時間2日のクラウドブレイクは、4~6ftのパーフェクトコンディション。この日行われたRound4でもアンディーは好調をキープし、Heat4でテイラー・ノックスを大差で破りクォーターファイナルへ。またRound3でパーコを破ったボウ・エマートンは今大会のディフェンディングチャンプであるマイケル・ローに敗退しています。その他、ロペス兄弟や、ここまで大物を破り続けているクリス・デーヴィッドソンもクォーターファイナルへ進出しています。
そしてファイナルディとなった現地時間3日も6~8ftのパーフェクトコンディション。好調なアンディーは、クォーターファイナルでもシェーン・パウエルを寄せ付けず圧勝。また昨年のファイナルの再現となったマイケル・ローvsシェア・ロペスは、ディフェンディングチャンプである、マイケル・ローに軍配が上がりました。
セミファイナルでもアンディーの勢いは止まらず、1本目から9.83ポイントの高得点を叩き出しHeatをリード!キーラン・ピロウも8ポイント台のライディングをメイクするものの追撃もそこまで。アンディーがファイナルへ進みました。そして、残るHeatはマイケル・ローとコリー・ロペスの対戦。マイケル・ローは、8ポイント台の高得点を叩き出すものの、その後をまとめる事が出来ず、トータルHeatスコアを上手くまとめたコリー・ロペスに敗退し、2年連続ファイナル進出の夢が絶たれました。
ファイナルでもアンディーの力は衰える事無く、序盤に9ポイント、その後はこの日2回目となるパーフェクト10ポイントをゲット!前回のビラボン・プロではコリーに敗れたアンディーでしたが、そのコリーを全く寄せ付けない大差でこのイベントを制しました。
これでWCT8回目となる勝利を手にしたアンディーは『とても驚いているよ。親友の一人であるコリーとのファイナルは冷静だったしHeatに集中できた。最高にハッピーだよ。歳をとったら今日の事が僕とコリーの思い出話になると思うよ(笑)。次の新島もリラックスしていけると思う。ワールドチャンプとして、今シーズンを楽しませてもらうよ!』と余裕のコメントを残していました。
尚、結果は以下の通りです。
Quiksilver Fiji Pro
1st Andy Irons(Haw)
2nd Cory Lopez(USA)
3rd Kieren Perrow(Aus)
Michael Lowe(Aus)
5th Mick Fanning(Aus)
Shane Powell(Aus)
Shea Lopez(USA)
Chris Davidson(Aus)
2003'Ratings
1st Irons,Andy
2nd Fanning,Mick
3rd Perrow,Kieren
4th Parkinson,Joel
4th Burrow,Taj
4th Lopez,Cory
7th Slater,Kelly
8th Hobgood,C.J.
9th Morrison,Dean
10th Lopez,Shea
さて、続くWCT第5戦は、お待ちかね!!新島クイックシルバープロとなります。もちろんBCニュースでも随時お伝えしていく予定です。お楽しみに!!

